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新正(やまとぅしょうぐゎち)ねえ、いいくる大元家(うふむうとぅやあ)んかい、参詣(さんちい)しいが行(い)ちゃびいん。
昨日(ちぬう)ん、玉城(たまぐしく)んかい行ちゃびたん。 参詣ぬ楽(たぬ)しみえ、何(ぬう)やかん、門中同士(むんちゅうどおさあ)、しまくとぅば、なゆる事(くとぅ)やびいびいん。うちなあぐちならん門中揃(ずり)いやれえ、まるけえてぃなあ行けえ済(し)むい、あんすか迄(までぃ)、念(にん)入(い)りてえ行ちゃびらん。 うちなあぐちなゆる兄方(しいざかた)ん達(ちゃあ)ん、年々(にんにん)、居(をぅ)らんなたい、足(ふぃしゃ)ぬ弱(よう)たいさあに、揃(すり)ゆる人数(にんずう)ぬいきらくなやあに、寂(さび)っさんあびびいん。 やいやさびいしが、今度(くんど)お、甥(ゐい、みい)っ子(くゎ)同士ぬうちなあぐちそおし見(ん)ち、あいゆかん、ゐいりきさいびいたん。いっそうまやれえ、若者(わかむん)や兄方とぅ話するばすびけん、うちなあぐち使(ちか)てぃ、若者同士ぬばあや、ヤマトゥグチどぅすしが、昨日(ちぬう)や若者同士びけんしん、うちなあぐちそおいびいたん。 いふぇえ、西方(いりいかた)物言(むに)いん、けえ混(ま)んちょおいびいたしが、うりん済まびいん。 んちゃ、兄方ん達ぬうちなあぐち、ちゃあ使え、そおちいねえ、若者ん達ん、なんくる、うちなあぐちするむぬやさやあんでぃ思(うむ)たるしいじやいびいん。 筆:比嘉清 【訳】 新正には、だいたい大元家(先祖を祀ってある家)、参詣しに行きます。 昨日も、玉城(旧玉城村)に行きました。 参詣の楽しみは、何より、門中同士、しまことばができる事です。沖縄語をしない門中揃行事なら、たまに参加すればよいし、それほど、気合を入れて参加しようとは思いません。 沖縄語ができる先輩諸氏も、年々、居なくなったり、足腰が弱くなったりで、参加者が少なくなって、寂しいかぎりです。 ではありますが、今年は甥っ子同士が沖縄語をしているのは見て、とても嬉しい思いをしました。普段なら、若者らは先輩方と話をするときだけ、沖縄語を使い、若者同士の場合は、日本語になってしまうのですが、昨日は若者同士だけでも、ちゃんと沖縄語をしていましが。 こころなしか、西方物言(ハ行がサ行になる)も、混じってしまっていましたが、それも結構です。 なるほど、先輩方が沖縄語を使い続けていたら、若者らも自然に沖縄語をするよになるのだと思ったしだいです。 筆:比嘉清 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年12月23日 11時30分48秒
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