【出口戦略】4%ルールって、無理っしょ・・・
こんにちは。いまさらですが、私は、投資額のほとんど(約8割)を高配当投資にしています。残りの2割くらいが、iDeCoや、つみたてNISAや、特定口座でインデックス投資をしています。インデックス投資のうち・・・・iDeCoは、夫婦で月に35,000円。・妻のつみたてNISAが10,000円。・特定口座で10,000円。合計55,000円、というところでしょうか。我が家では毎月25万円くらいを投資しますので、インデックス投資はその中の約2割、という感じです。でも、このうち、iDeCoは、最後に(60歳~70歳の間のどこかで)一括で払い戻すことに決めています。iDeCoの場合は、運用益よりも、むしろ毎年の所得税還付の方を重視しておりますので、普通のインデックス投資とは、ちょっと別物かなー、と思っております。手数料も高いですしね。あとは、つみたてNISAと特定口座で20,000円の投資(年間24万円)。今後10年は継続するはずだから、投資額は約240万円が加算されます。すでに積み立てた100万円くらいを合わせると、10年後には約350万円をインデックスファンドに投資していることになります。これ、10年後には400万円くらいには増えてるのかな?もっと増えてるかな?一般的には、インデックス投資の出口戦略は「年に4%ずつ取り崩していく」という手法が知られています。(インデックスは取り崩さないと使えないので、取り崩す必要があります。)仮にインデックスが400万円に増えていたとして・・・4% ⇒ 年間16万円の取り崩し ⇒ 一か月だと、1.3万円。これくらいずつを取り崩すと、資産は減ることがないのだとか・・・・・・・・これ、ほんとかなあ・・・?根拠として、トリニティスタディとか、いろいろ例示されることが多いですが、そういった偉い人たちの研究結果がそうなっているのだから、きっと、正しいのだと思いますが・・・それって、取り崩し中に暴落が来ても、その最中にも取り崩すってことですよね??・・・自分には、とても、できるとは思えない・・・だって、暴落中って、取り崩したときの口数が、各段に大きくなりますからね。そんなの、平常心を保ったまま取り崩せるのかな??たぶん私の場合、暴落中には、インデックスファンドの取り崩しはストップして、分配金だけを使うことになると思います。分配金なら、普通分配金でも、特別分配金でも、口数に変動はありませんからね。なんとなく、感情的には安心して使える気がします。もちろん、ETFの分配金も同じく安心です。そのため、インデックスファンドの取り崩しは、生活費の中の「補助的」な位置づけとできるくらいの投資比率にしています。これが、インデックスファンドに全力で行っていたら、出口戦略のときに、かなりドキドキしながら(暴落に怯えながら)毎日を過ごすことになると思います。そんな、精神衛生上よろしくない老後って・・・考えたら怖いですね。4%ルールでの取り崩しは、あくまでも理論上は問題ないのかもしれませんが(というか、恐らく高配当投資よりもトータルリターンはかなり大きくなるのだと思いますが)、それがメンタルに与える影響までは偉い人たちの研究では語られていませんからね(たぶん)。そこを踏まえて出口戦略って考えないといけないと思うのです。むしろ、メンタル面を考慮しない投資って、ありえないです。相場の値動きに怯えながらの老後って、辛いですよ。絶対。メンタルって、自分の生活そのものですからね。結論としては、「4%ルールでの取り崩しは、自分には無理!!!でも、投資額全体の2割くらいならメンタルもつかも」・・・です。ですので、インデックスファンドへの投資比率は、いまの2割程度がちょうど良いんじゃないのかなあ・・・。インデックス投資に全力でいける人は・・・おそらく、高名な宗教家なみに精神力の強い人なんだろうなあ・・・なんて考えちゃいます。ではでは。これ、良いなあ。ほしいなあ。