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カテゴリ:自然・科学・宇宙
米シャトル「ディスカバリー」打ち上げ
米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル・ディスカバリーが米東部時間4日午後2時38分(日本時間5日午前3時38分)、フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。シャトルは予定の軌道に入り、打ち上げは成功した。 ケネディ宇宙センターから打ち上げられたスペースシャトル「ディスカバリー」 シャトルの飛行は昨夏に野口聡一飛行士らが乗ったディスカバリー以来で約1年ぶり。国際宇宙ステーション(ISS)に大型の酸素製造装置などを運び込むほか、ドイツ人のトーマス・ライター飛行士がISSに残り、長期滞在中の米ロの2人と3人体制で今後の建設の本格化に備える。 NASAは打ち上げの様子を地上やシャトル本体などに設置した100台以上のカメラで撮影。これまでの解析では、打ち上げから2分47秒後に3~4個、同4分50秒後にも数個の断熱材の小片が、外部燃料タンクからはがれ落ちるのが確認された。NASAは機体の損傷の有無などについて調べている。 NASAは3月、ISSを10年に完成させるため、シャトルを16回打ち上げることで日欧ロなどと合意した。ISS建設は03年2月のコロンビアの空中分解事故で中断していたが、この打ち上げ成功で、建設再開の第一歩を踏み出した。 今回のディスカバリー打ち上げは当初7月1日に予定されていたが、天候不良により2日、さらに4日へと延期されていた。3日には外部燃料タンクの断熱材が一部はがれ落ちたことがわかったが、NASAは強度等に影響はないと判断し、打ち上げに踏み切った。 飛行期間は約12日間。順調なら16日に同センターに帰還する。NASAは飛行を1日延長することも検討している。 すすむ宇宙開発 たのしみですね ★ 宇宙の話題 ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月05日 07時23分41秒
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