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テーマ:戦争・紛争・テロ(901)
カテゴリ:戦争(紛争・テロ)
イスラム世界、一斉に反発 聖戦批判のローマ法王発言
ローマ法王ベネディクト16世がイスラム教の「ジハード(聖戦)」を批判したとしてパキスタン下院が14日、全会一致で法王の発言を批判する決議を採択、エジプトに拠点を置くイスラム原理主義組織が法王に謝罪を要求するなど、イスラム世界に反発が一斉に広がっている。 ローマ法王ベネディクト16世に見立てた人形などを燃やすイスラム教徒=15日、インド・アラハバード 法王は12日のドイツでの演説で、聖戦で信仰を広めるイスラムの教えは「邪悪で残酷」と評したビザンチン帝国皇帝の発言を引用。「原理主義は(イスラム教預言者)ムハンマドの教えに反する」として、テロを行うイスラム原理主義者の宗教的根拠を否定した。 ロイター通信によると、インドネシアに次ぐ世界第2位のイスラム教徒人口を抱えるパキスタンの下院は「法王の声明はイスラム教徒の感情を傷つけるもので(宗教による差別撤廃をうたった)国連憲章に違反する」との決議を全会一致で採択。インドネシアのイスラム教団体指導者も「法王がイスラム教を正しく理解していないことが明白になった」と指摘した。 エジプトの原理主義組織「ムスリム同胞団」最高指導者ムハンマド・マハディ・アキフ氏は14日の声明で、法王発言はイスラム教の正確な理解に基づいていないと批判し「宗教間の敵意をあおる発言についての謝罪」を要求した。 イスラム諸国会議機構(OIC)も14日「イスラムに対するバチカンの新政策でないことを願う」との声明を発表。トルコのイスラム教指導者も同日、今年予定される法王のトルコ訪問を見直すよう求めた。 大変なことになりました。 見識者と歌われているものの発言は大きな波紋を呼びます。 ★ 戦争・テロ・紛争 ニュース ★ ★ 国際問題(国際情勢、国際関係) ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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