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テーマ:戦争・紛争・テロ(901)
カテゴリ:戦争(紛争・テロ)
首相と会談、米国務長官「北の挑戦 十分応える能力ある」
安倍晋三首相は19日午前、首相官邸で来日中のライス米国務長官と会談した。双方は北朝鮮の核実験に対する国連安全保障理事会の制裁決議を速やかに実施するため、日米両国が緊密に連携していくことで一致した。 安倍首相(右)との会談前に握手するライス米国務長官=19日午前、首相官邸 ライス長官は「日本の安全保障は米国の安全保障だ」と明言し、「ミサイル、核実験は挑戦であり、日米同盟は挑戦に応える能力が十分ある。北朝鮮は(自国の)安全保障環境を変えられると思ってはいけない」と北朝鮮に強く警告した。 安倍首相は、「北朝鮮の挑戦の中で、アジアの安定のための日米同盟であることを示していきたい。日米同盟をミサイル防衛(MD)を含めて強化していくよう努力する。米軍再編のスムーズな進行にも努力する」と述べた。 また、「国連決議を実効あらしめるために、日米のしっかりした協議が必要だ」と指摘。北朝鮮に出入りする船舶への貨物検査などを想定し、日米間の役割分担について実務者協議を加速させる考えを示した。 会談では、中国の北朝鮮への対応についても取り上げられ、安倍首相は「中国は今までよりも強い立場で今回の事態に対応している」との認識を表明。ライス氏も「北朝鮮を違う方向に動かすよう努力してくれることを期待する」と応じた。 ライス氏は北朝鮮による拉致問題について「引き続き日本の立場を支持する」と表明、安倍首相は「長官の側から拉致について言及があったことを大変心強く思っている」と謝意を表した。 これに先立ち、ライス氏はNHKの番組収録で北朝鮮が二回目の核実験を実施した場合、「さらなる厳しい措置をとらなければならない」と述べた。 安倍首相は19日昼、首相官邸で記者団に、「国連決議が出た。決議を実効あらしめていくことが北朝鮮の政策を変えさせることにつながる。そのために何ができるか、何をするべきか、日米の事務当局者同士がよく話合って、詰めていくことになる」と述べた。 ライス長官、麻生太郎外相はそれぞれ19日午後にソウル入りし、韓国の潘基文外交通商相らと会談。6カ国外相会合の実現に向け最終調整する。 協調は大切ですが・・・ ★ 戦争・テロ・紛争 ニュース ★ ★ 国際問題(国際情勢、国際関係) ★ ★ 米国ニュース ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月19日 22時49分58秒
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