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テーマ:ニュース(100282)
カテゴリ:スポーツ・芸能・映画
<高橋尚子 最後の挑戦>中 揺るがないプロ意識
プロはプロに対して水準の高い仕事を求める。年上でも遠慮はない。決められたペースで引っ張れなかった練習パートナーの藤井博之コーチ(36)にも、きっちりと注文をつける。「2、3秒遅れただけでも藤井さんはやめさせられてしまう状況です。フフフ」 練習メニューも自分で考える高橋尚子。右は「チームQ」の西村孔トレーナー 藤井コーチが言う。「Qちゃんがペースにシビアなのは、練習の流れが狂うと次の練習に影響するから。厳しく言われることはプロとして覚悟してますし、それだけQちゃんの真剣さが伝わってきて、命懸けでやらなければと思います」 小出義雄監督から独立した2005年に、自前で藤井コーチや西村孔トレーナー(34)らを集めて結成したのが「チームQ」だ。自らが実質的リーダー。チームQ初戦の05年東京国際は劇的な復活優勝を遂げたが、翌06年東京国際は失速。指導者なしの態勢に疑問を唱える向きは今も少なくない。 特製シューズを提供し続ける“職人”三村仁司さん(59)は話す。「うるさいこと言うのはワシぐらいやろうし、『女王様になったらあかんで』とゆうてます」 昨年、調理担当の女性が体調を崩してチームQから離脱。「たった4人のチームもまとめられないのは、人として駄目だからではと自分を責めました」。だが、3人で再出発。「今一番いいところはチームQの団結。全員が揺るぎない気持ちで、毎日全力で自分の仕事をこなしている。それに押されて練習も頑張れる」 本番が迫るほど西村トレーナーの役割が増す。「チームQになってから一番いい感じで走れています。東京国際は2回とも合宿から帰国後にけがをしたので、移動の機内も含め、最後の最後までケアを怠らないようにしたい。それが僕の仕事だから。けがさえしなければ笑顔でスタートラインに立って、笑顔で帰って来てくれると思う」 <高橋尚子 最後の挑戦>上 思い出の地で区切り ★ スポーツニュース ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月24日 20時38分25秒
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