期待が持てそうな一戦
日本代表対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦。次のワールドカップ3次予選タイ代表戦に向けての調整試合でしたが。結果は3-0で勝利。次に期待が持てる一戦となりました。 フォーメーションは4-4-2のダイヤモンドフォーメーション。GKは18楢崎。ヨシカツと併用なんでしょうけど、個人的にはすでに実力がわかっている楢崎より、川島を試してほしかったな。CBは22ボンバー中澤と6阿部勇樹。SBは25内田と3駒野。ボランチに13鈴木啓太。右に14ケンゴ、左に7ヤット。2列目に16大久保嘉人。2トップは19高原と12巻。 この日、よかったのは19歳、鹿島アントラーズの内田篤人。チリ戦では緊張していたのか、遠慮したのか、守備に手一杯でしたが、この日は何度となく攻撃に参加。加地のポジションを奪って、タイ戦でもスタメンかも。 そして、注目は嘉人。ピッチを走り回って、その存在感を印象づけました。交代は、前半33分、怪我をした巻に代えて、10山瀬。嘉人をFWに挙げて、山瀬を2列目に。これが結果としては功を成しましたね。後半23分に遠藤のCKに山瀬が合わせて、それを中澤が押し込んで先制。 後半32分に、ケンゴに代えて2今野がin。37分には高原が怪我、11幡戸を投入。38分には嘉人のスルーパスを、山瀬が決めて2-0。42分、嘉人に代えて8羽生がin。43分、幡戸がへディングで競ってこぼれたボールを、またしても山瀬が決めて3-0。 2月6日のワールドカップ3次予選、対タイ戦に向けて、これ以上ない形での勝利。大いに期待できます。問題なのは前半のモタつき。きれいにパスをつなげようとしたのか、ぜんぜん、攻撃の形が見えませんでした。まあ、このあたりを修正していけば、結構、おもしろいサッカーになるかも。元気な姿を見せてくれたオシム前日本代表監督も、うれしいニュースでしたね。