テーマ:思い出(22)
カテゴリ:季節の歳時記
今日も、12月とは思えない暖かさでした 2年前の柚子風呂の時も、最後の柚子風呂かもしれないと思ってしまって、楽しい一時のはずがとても悲しい時間になったことを覚えています それでも夫に、明日からは少しずつ日が長くなっていくね、と明るく話して二人で微笑みあいました そうです 余命宣告された二人の日常は、昼間の時間がだんだんと長くなるという たったそれだけの事ぐらいしか、希望が持てなかったのです なにもかもが沈んでいくような現実の時間の中で 藁をもすがる思いでいますが、その藁さえも近くにはありませんでした 日がだんだんと長くなる・・・ こんな事しか喜び合うことがないあの頃の私たち・・・ 生きるということは、なんと残酷なのだろうと思い知った時でした そんなことを柚子を見て思い出しました 今年は、独りでお風呂に浮かべてゆっくりと温まりたいと思います 夫のためにではなくて、私の為だけの柚子風呂に・・・ こんな素敵な習慣を残してくれた夫は、やはり凄いな、と思います 夫が居なくなっても、素敵な習慣はいつまでも残り続けますよ ありがとう、パパさん・・・ 今日もお読みくださってありがとうございました<(_ _)> 読んだよ!のお印にポチっとして頂ければ嬉しいです(^▽^) ⇩ フォローはこちらからお願いします ⇩ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.12.10 21:11:01
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