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2024.07.01

夫が残してくれたご縁

(2)

テーマ：お医者さんについて。(2)

カテゴリ：健康

今日は、お仕事が終わってから
土曜日にお休みだったかかりつけ医の所へお薬を頂きに寄ってきました

もともとこの医院のお医者様は、夫のかかりつけ医で
夫の命の恩人のような先生です

15年ほど前に夫の前癌状態だった消化器の管理をしてくださって
病状が変わるたびに、適切に高度医療の病院へ紹介状を書いてくださいました

そして、最期の時が近くなって来た時に診察に行った時…
細くなったなぁ…と言って背中に聴診器を当てて涙ぐんでくださっていました

その時は、先生と夫の間に会話はありませんでしたけれど
2人の間で、今生の別れのような思いが通じ合っていたように思います

そんな先生の前の椅子に座るのは、いつも夫で
私は少し離れたドアの近くの椅子が定位置だったのに

今は、私が先生の前の椅子に座っています

夫を見送って、ご挨拶に伺った時から、とても気遣ってくださいました

夫がいなくなって、些細な事を相談できなくなっていたので
私の体調の相談をしてもいいのかな、と思って
ワクチンの事や乳癌の経過観察の事などを相談してみました

そしたら、当たり前の事のように時間を取って穏やかに話を聞いてくださったのです

きっと、夫との20年近いかかわりの中で
私の知らない夫を知ってくださっているのだと思います
夫が、独りになる私の事をお願いしておいてくれたのかもしれません

何かがあったのか無かったのかわかりませんけれど
これからは、独りになってしまった私の健康管理をしてくださいます

夫が残してくれたご縁…

とても心強いです

このお薬は、骨粗鬆症の予防のために中核病院の整形外科から処方されて
毎回、診察の待ち時間の長い病院へ来るのは大変だからと
かかりつけ医にお薬を出して頂くようにしてくださいました

死ぬまで元気でいたいから
医学や薬学の専門知識もないので、情報を繋げていただくためにプロの力は必要ですから…

頼りになるかかりつけ医を持っていることは幸せなことだな、と夫に感謝しながら家に帰ってきました

今日もお読みくださってありがとうございました<(_ _)>

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