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カテゴリ:ハノイ旅行
☆空海は二人いた―そうとでも考えなければ説明がつかない…。わが国の形而上学の基礎を築き治水事業の指揮まで執った男。外国語を自在に操り、実学をも掌中に収め、万巻の先端情報を母国にもたらした男。千二百年のむかし一人の人間に、それら凡てを可能にしたもの。それは後進国ゆえの使命感かはたまた天の導きか。カリスマの足跡を辿りその脳内ドラマを追う作家の眼。カメラ映像70点とともに21世紀を生きる日本人の精神の奥底を浚う。 ☆
高村薫の著作一覧を見ていたらこの本があったので、早速読んでみました。数年前から、伝説の人でない空海について知りたいと思っているのです。それに高野山にも行ってみたい。 死後に神格化された弘法大師は民衆に愛され今も拝まれているけれども、その信仰は空海の伝えた密教とはかけはなれたものであるようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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