シン・足立淳のブログ彼岸花

[イラストコラム] カテゴリの記事

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  恐るべきスペルカード

  　「東方」シリーズを、YouTube動画で視聴中。しかしこのゲーム、凄いな。STGなんて、ギャラガの時代から止まっている自分としては（いつの時代だ）、絶対クリアできない難易度だ。　…なので、マンガとか動画とか、ゲーム以外のところから切り込んでみる。いつもの手だけど。　で、スペルカードってあるじゃないですか。キャラ固有の技。あれの名前って、大概カタカナだけど、たまに漢字やひらがな交じりのあるでしょ。レミリアの「紅色の冥界」とか、フランドールの「そして誰もいなくなるか？」とか。そういうのがありなら、「恐るべきさぬきうどん」ってのも十分ありじゃないか、と思った。　うどんの入った丼が中央から四方八方に散らばって、そこからうどんが一本一本伸び出して攻撃してくるとか。ないか。　変なこと書いたおわびに、近所の田村池にいる白鳥親子の写真をアップします。手前の白く大きいのが両親、向こうの白１羽と茶色４羽が子供。

  2009/10/04

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  宮武うどん店

  　讃岐うどんの名店のひとつ、「宮武」。　その「宮武」へ、行ってきた。　もちろん、営業しているわけではない。６月４日に閉店したままだ。近所の人にいろいろ話を聞いてみた。宮武の主人は本当にいい人で、みな店を閉めたのを惜しんでいた。　地元の人に愛され、惜しまれる人になりたい。柄にもなくそう思った。

  2009/10/03

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  地元！　讃岐うどんツアー

  　先日から実家の香川県に帰省しております。　せっかくだからと、うどん屋めぐりを始めました。　まずは、山越（県外人か！）。　自宅から車で40分弱、相変わらず長蛇の列なんだろうなあ…と思いきや、ほとんど待ち時間ゼロで入れた。こんなの初めて。まあ「平日プラス雨」だからだろう。実際、山越に来るのは4年ぶりくらいだけど、しばらく来ていないうちに、店内がすっかりきれいに、広くなっているのに驚く。注文したのは、ここが発祥の地と言われている「釜玉」。大盛りでたった300円。安い、早い、むちゃくちゃうまい。分かっていたことだけど、本当においしい。　かまたまって、何度も言っているけどまず最初に器に生卵を落として、その上からゆでたての麺を載せるのです。すると、かき混ぜているうちに、麺の熱さで卵がどんどん半熟になっていって、その固まりだした白身と黄身をうどんと一緒にズズズと食べるのが醍醐味。で、その固まり具合と麺そのもののうまさの塩梅が、おそらく山越は日本一。日本一ということは世界一、いや宇宙一。　満足してどんぶりを返した後、最近名物になっているらしい、「セルフサービスのソフトクリーム」を食べる。機械が屋外テーブルの真ん中にあるので、他の客たちの注目を浴びるのが恥ずかしい。なんとか形は悪いものの、クリームを落とさずにすんで一安心。　しかし、しばらくぶりに来て驚いたのは、メニューに「月見うどん」が追加されていたことだ。これまでは「かけ、かまあげ、かまたま」くらいだったのに、それに追加したメニューが「ぶっかけ」でも「しょうゆ」でもなく「月見」か。「生卵を割らずに食べたい」と思う客がけっこういたということか。世界一の「かまたま」も、「世界最強」ではなかったのか。何を言ってんだ。（スキャナーがないので、イラストも写真に撮ってそのままアップしてます。ご容赦を。）

  2009/10/02

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  東方初プレイ、のはずが…

  　ただいま、実家のパソコンから更新中。　実家のpcがwindowsXPだと知り、自宅でプレイできなかった東方のゲーム（風神録）を持ち帰り、ウキウキしながらダウンロード。 こ、これでやっと、東方が遊べる！　…と思ったのもつかの間、インストールできても、全く起動しない。なんで？　何が悪いの？　教えて！（10月7日、イラスト追加）

  2009/10/01

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  またまた「東方麺通団」。

  　「東京麺通団」において、冷たいかけうどん「ひやかけ」と、温かいかけうどん「あつかけ」は、いわゆる「基本メニュー」だ。　　だから、「東方」基本キャラの霊夢と魔理沙に解説願ったのですが、とにかく「かけ」は、大盛りにしたり天ぷらの組み合わせを何にするかによって、いろいろな味が楽しめる。　その中で、つい最近見つけた「おすすめの組み合わせ」が、コレ。　「ひやかけ＋昆布の天ぷら」。　麺通団のダシとは、いりこでとったダシなんですね。だからそのまま飲んでもとても香ばしくて病み付きになるくらい。で、その中に昆布の天ぷらをドボンと漬けて、じわじわとコロモにダシがしみ込み、そして昆布の味もダシに流れていくのを見ながら、一気にすすり上げる。　うまいのうまくないのって！　いや、うまいんですけどね。　これからしばらくの間（１週間～１０日くらい）、ちょっと香川の実家の方まで帰省します。いろいろと讃岐うどんネタを新たに仕入れてくる予定です。それでは。

  2009/09/30

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  今週の「バクマン」。

  　ギャグをやってみないか、と担当の港浦さんに言われるも、「自分たちはギャグは合っていない、シリアスでやりたい」と反対するサイコーとシュージンの二人。　もったいない！　ああ、もったいない！　ギャグでやればネームを通してやる、と言われてるんだから、素直にギャグやればいいのに。で、人気が出てきたら、多少シリアスな方にシフトさせるとか。それくらいの要領の良さは、サイコーはともかくシュージンにはあるだろう。　彼らが担当に従わないのは、「ギャグはぜったいやりたくない」からではなく、「この担当の言うことはマジメに菊必要はない」と、担当をナメているからだ。おそらく、前担当の服部さんに「ギャグはどうか」と言われたら、「服部さんが言うなら…」と、ギャグマンガを描くことにためらわないだろう。　世の中には、自分に何が向いているのか、全然わからないマンガ家だっているんだ。わからないまま、担当や読者や野次馬に振り回されて、自分の描くべきマンガが見えないまま、年をとっていく人だっているだろうに。　「バクマン。」の二人、マンガ家でやっていくには贅沢言い過ぎだ。

  2009/09/30

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  今月の「ラジオでＧＯ！」（ネタバレあり）。

  　昨日は「まんがタイムきららキャラット」の発売日だった。　で、キャラットといえば「ラジオでＧＯ！」である。けど、今回はラジオネタというよりも、局内の恋愛話がメインだった（風見Ｐが相沢Ｄに片想い中、ていうのは連載の始め頃からの設定なのですが、その話を頭で反復しながら読んでいたので、小石川さんと音響さんが近ごろいい感じ、ていうのを完全に失念してました）。…ので、常連ハガキ職人「白玉あんみつ」さんの出番はなし。　しかし、冒頭の「きららオールキャラクター水道橋ライブ２００９」、あるなら見たいぞ。いや、「ラジオでＧＯ！」は「ラジオきらら」という放送局だから、そこで放送されている各番組のパーソナリティたちのライブ、ていうことなんだろうけど、どうしても実際の「きらら系マンガのキャラのライブ」を想像してしまう。それぞれのキャラソン歌ったりして。　しかし、水道橋ライブって。東京ドームか。もしくは後楽園ホールか。　最初っからこういう小ネタを振ってくるところが、「ラジオでＧＯ！」ですね。

  2009/09/29

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  フェイタライザーだョ！　全員集合

  　アニメ「咲」の最終回が、ものすごかった件について。　２クール続いた最後の放送、全キャラ一堂に集まって合宿、温泉、露天風呂…、そのへんの「サービス」でお腹いっぱいなところへ持ってきて、まさかの「全国大会の新キャラ」大盤振る舞い。　ふつう最終回って、これまでのストーリーをまとめてたたんで終わるものなのに、まさか新しい風呂敷を拡げてきたとは。　しかもその新キャラたち、巫女さんの制服だったり、どこでも傘をさしていたり、やりたい放題。キン肉マンの超人か。もしかして小林先生、子供の頃「ぼくの考えた超人」を、ジャンプ編集部に送った過去があったりはしないのか。「麻雀がとても強い超人です。名前はリンシャンマン」。「気配が消える超人です。ステルスマン」。「おっぱいがとても大きな超人です。オッパイマン」（大槻ケンヂか）。　にしても、最後の最後、ストーリーが終わった後で新キャラを持ってくるのは、「フェイタライザー」でオナジミの、小林立先生の必殺技か。ハイテイツモか。ハイテイマンか。小林先生の方がよっぽど超人だ。　サンクリ疲れでぐっすり寝たい所だったのに、咲で目が覚めてしまい、ついさっきまで絵を描いてたよ。

  2009/09/28

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  サンクリ４５終了。

  　サンシャインクリエイション４５、終了しました。サークル「世田谷ボロ市」においで下さった皆さま、ありがとうございます。　にしても、新刊もチラシもプレゼントもいろいろ用意したのに、真っ先に完売したのが「東京さぬきうどん」だったとは意外だった。初売りの大阪コミックトレジャーよりも早いペースで、開始から１時間前にはなくなりました。　その後しばらくして、オフセット新刊「ブログセレクション２」を買ってくれた方にプレゼントしていた、「彩野さんデコチョコ」と、特別チラシが相前後してなくなるという感じでしたか。　で、その特別チラシの内容はコレ。　サンクリの個人情報漏洩にかこつけて、どうでもいい話を延々しゃべる魔理沙と、あきれる霊夢です。　情報漏洩といえば、その一件があの後どういう展開になったのか知りたくて、即売会終了後、私はＢホールに残って「反省会＆質疑応答」を見学しました。いきなり怒号や罵声から始まった前回（サンクリ４２）とは違って、のんびりとした開始でしたが、次第に「二次被害はどう保証するのか」だの「メールで問い合わせているのに返事がない」だの「会社を首になったどうしてくれる」といった質問がビシバシ浴びせられ、会場の緊張感が高まりました。　が、最後に、代表に「サンクリとコミティアで合同イベントを開催したりはしないんですか？」という、力の抜ける質問をした人がいて、その場にいた大勢が笑ったところで、シャンシャンと質疑応答は幕を下ろしました。あとで周囲の話に耳を傾けると、最後にのんきな質問をした人はどうやら準備会の人だそうで。…ひょっとして出来レース？　とにかくみなさん、お疲れさまでした。　にしても、いかにオールジャンル即売会とはいえ、マンガ本やアニメ本よりも、うどん本が先に完売するってどうなんだろ。もうそっちのマンガを描けってことなのか？　オレ。　最後に、「ラジオでＧＯ！」のなぐも。先生が、わざわざ自分のスペースを尋ねてくださって感激した。新刊の「ブログセレクション２」を買って行ってくださった。ろくなこと書いてなくてすみません。明日、「まんがタイムきららキャラット」を買って、「ラジオでＧＯ！」の感想をアップします。　そんなわけで、長い一日の終わりです。

  2009/09/27

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  ふたたび「東方麺通団」。

  　こんばんは。讃岐うどん漫画家の足立淳です。　東方のキャラが、新宿の「東京麺通団」（もしくは吉祥寺麺通団、水道橋麺通団、赤坂麺通団）に行って讃岐うどんを食べてくるだけのマンガ、「東方麺通団」。　前回は主役の二人、霊夢と魔理沙の二人が「ひやかけ」「あつかけ」を食べているだけの絵でした。もっとも食べているのは魔理沙だけでしたっけ。ま、主役だから「麺通団」の基本メニューを紹介するということでした。　で、今回は人気メニュー「かまたま」を、永琳さんが食べている絵。ドン。　「かまたま」ていうのは、イラストで永琳さんが紹介しているように、どんぶりの中にまず卵を落として、その上からゆでたての麺を載せて、かき混ぜて食べるうどんです。「讃岐うどんの卵かけごはん」みたいなものと考えていただくとわかりやすいかも。超人気メニューです。「かけ」や「しょうゆ」のように作り置きのうどんをつかうのではなく、イチからうどんをゆでるので、時間がかかるメニューですが、いつ行っても常に２、３人、「かまたま待ち」の客がいるほど。　卵といえば月。月の民にはふさわしい食べ物かと。うどんげだし。

  2009/09/27

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  明日の宣伝。

  　いよいよ明日は、久々のサンクリです。　新刊は２冊。東京初売りのも含めれば３冊です。　まずは、「ブログセレクション２　漫画の殿堂芳文社＆夏のアニメ特集」。　「ＧＡ」「ひだまりスケッチ」「ラジオでＧＯ！」そしてもちろん「けいおん！」などの芳文社関係４コマと、この夏に放送していたアニメの感想を書いたブログ（このブログですね）を、大幅に加筆・訂正し、編集した本です。オフセット５００円（予価）。　続いて、涼宮ハルヒの憂鬱本「ｔｈｅ　ｅｎｄ　ｏｆ　Ｅｎｄｌｅｓｓ　Ｅｉｇｈｔ」（ジエンドオブエンドレスエイト）。　この夏、いろいろ話題を呼んだアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱　２期」のエンドレスエイト本。コピー１００円（予価）。　そして、先日の大阪コミックトレジャーで初売りだった「東京さぬきうどん」。　大阪ではそこそこ好評だったので、サンクリでも売ってみようかと少しですが刷り増しました。東京にある讃岐うどんの名店を巡ったグルメ本（？）です。マンガやアニメとは全然関係ありませんが、興味のある方はどうぞ。コピー１００円。　そしてさらに、新刊セット（ブログセレクション２とジエンドオブエンドレスエイト）を買っていただいた方に、先着ですが「彩野さんデコチョコ」をプレゼントいたします！（ちょっと写真のピントが合ってなくてすみません）　そしてさらに、毎回どこかしこで話題にされているフリーペーパー、もちろん今回もお配りします。デザインはまだ秘密。当日のお楽しみということで。　場所は池袋サンシャインシティ、サークル配置は「Ｂホール　ア５０ｂ」。コピー誌は割と足が早くてすぐなくなってしまうので、もし欲しい方はできるだけ早くいらしてください。なんにせよ、私のサークル「世田谷ボロ市」の本は、派手さはない分、電車の中でも堂々と開いて読むことができる本です。時間の早いうちに買い占めて、帰りの電車内でじっくり読んでくだされ！　それでは！

  2009/09/26

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  ハルヒ，エンドレス？

  　東京MＸテレビ「涼宮ハルヒの憂鬱」。９月最後の今回は「ライブアライブ」の巻。　これで最終回か、と余韻に浸ろうとしたら、何と放送終了後に「来週の『涼宮ハルヒの憂鬱』は、午前３時から放送します」のテロップが。　え！　最終回じゃなかったの？　まだ続くの？　ちなみに、１５分遅れのtvkでは、なんのテロップもなかった。

  2009/09/26

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  はじめての、東方絵。

  　こんばんは。讃岐うどん漫画家の足立淳です。　久しぶりのフレーズと共に、以前から、描こう描こうと思っていたのに、きっかけがなくて描けなかった「東方」イラスト、今回はじめて描きました。　東方キャラが、東京麺通団に行く「東方麺通団」。　ほら、東方って「東方紅魔郷」とか「東方星蓮船」とかみたいに、必ず３文字の漢字がつくじゃないですか。だから。　まあ元々は「東方見聞録」から取ったんだろうけど。　ちなみに居酒屋の「東方見聞録」じゃありません。

  2009/09/25

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  「花天月地」終了。

  　昨日（２３日）は、一昨日に続いて都産貿浜松町館。　「咲-Saki-」オンリーイベント「花天月地」があった。　規模がそんなに大きくなく（３Ｆフロアの右半分）、参加サークルも多くなかったけど、一昨日よりも収穫あり。特に鶴賀の「加治木さんとモモ」本や「清澄の部長と風越のキャプテン」本がたくさん買えたのがよかった。その他にも何冊か、目についた本は買って行ったのだけど、そのどれにもほぼまんべんなく登場しているのが、池田。　夏コミ新刊をそのまま持ってきたサークルも多いけど、この日のためにわざわざオフセの新刊も作ってきたところもけっこうあって、改めて「咲」の人気を知る。中には、オフィシャル（ＧＯＮＺＯ）のアニメーターさんが出した同人誌もあった。　しかし、これだけ盛り上がっていても、公式の人がいても、作者の小林先生には一銭も入らないという皮肉。まあ今さら言うことでもないけど。　「咲」本、作りたくなってきた。

  2009/09/24

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  久しぶりに「けいおん！」リプレイ視聴。

  　昨日（９月２２日）ですが、東京都立産業貿易センター浜松町館、略して都産貿までイベントに行ってきました。　「ＳＤＦ０９２２」という、いろいろなイベントが集まった「合同オンリーイベント」です。　その中で「けいほん！」という、「けいおん！」オンリーがあったのですが、ちょっと驚いたことが。　なんとこれまで「けいおん！」キャラの一番人気は澪だと思っていたのですが、どうも最近は「あずにゃん」こと梓がトップらしい。主に１８禁方面では特に。　まあリプレイ視聴中のアニメ「けいおん！」では、まだあずにゃんの出番はないわけですが。　そんなワケでちょっと皆さん忘れているかもしれない、５話「顧問！」で初出の「澪ヘッドホン」のイラストを。ちなみにＡＫＧというメーカーの「Ｋ７０１」てヤツらしいです。定価３９５００円。高っけえ。１０年以上前、東口のヨドバシカメラのワゴンセールで買った９８０円のヘッドホンをいまだに使っている私です。　なんか左にある丸いのは照明らしい。最近の女子高生は、お金持ちの上にオシャレだ。

  2009/09/23

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  なおさん

  　昨日（９月２１日）の夕方、新宿西口の「コミックＺＩＮ」に行ったら、重野なおき＆藤島じゅん夫婦のサイン会が行なわれていた。もっとも、サイン会はレジ奥でやっていたらしく、お二方のご尊顔は拝見できなかったけど。　去年のコミケ（夏と冬）で買った、重野先生のアシスタントさんの同人誌によると、藤島先生は重野先生のことを「なおさん」と呼んでいるらしい。そういえば、つい最近話題になった唐沢なをき先生も、奥さんに「なをさん」と呼ばれているのだ。　てことは昨日のサイン会、ひょんなことから「なをさんのサイン会がある」と聞いて駆けつけた唐沢なをきファンが、「あれ？　唐沢先生って、あんなに若いんだ。でも、なんでカミさんまでサインしてるわけ？」と、混乱したりする光景があったりは…、しないか。さすがに。　サイン会の整理券は既に配布終了していたので、参加することはできなかったけど、新刊「オチつく家族」は買ってまいりました。カバーを外したところの表紙と裏表紙で、重野先生と藤島先生の「年表」（プロフィール）があるんだけど、なぜ重野先生のところに「２９歳　第１回ＷＢＣ大会日本優勝」だの「３２歳　第２回ＷＢＣ大会日本連覇」だの、全く関係ないことが書いてあるんだろう。重野先生ってＷＢＣメンバーだったのか？　謎である。 　イラストは、そのアシスタントさんの同人誌「よそのこ」より、なおさん死ね死ねと暴れる藤島先生。　あと、全然関係ない話かも知れないが、レジ前に４コマ漫画ファン（とおぼしき男）が数人ダベっていて、すごく邪魔だったことを、忘れないように付け加えておいて、レポートを終わる。

  2009/09/22

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  リンシャンカイホーは、水に弱い！

  　アニメ「咲-Saki-」２４話「夏祭り」。　清澄の部長が言い出しっぺの「合宿」に、龍門渕・風越・鶴賀の４校が次々に参加を表明し、次回「全国」へ。合宿というのは今の「学園マンガ」を描く上で欠かせないイベントだけど、「咲」のように１年で２回やるのって珍しい。　で、以前からずっと思っていたことだけど、「咲」って「野球マンガ」だよね。　高校野球みたいに、地区予選があって、全国大会がある。　咲のリンシャンカイホーとか、衣のハイテイとか、ステルスモモの能力とかは、一撃必殺の「魔球」っぽい。　それに大会の方式。５人で順番に戦うのって、「先発ー中継ぎー抑え」のリレーみたいだ。　実際に「咲」の世界では、全国高校麻雀大会というのは、甲子園みたいなステータスがあるのかも知れない。　そんなことを考えるのも、今東京ＭＸテレビでは日曜の夕方に「侍ジャイアンツ」が放送されていて、それを見た後に「咲」を見るのが、日曜の定番になっているから。ちなみに昨日は「ハイジャンプ魔球」を大砲万作に打たれた番場蛮が「えびなげハイジャンプ」を編み出す回だった。

  2009/09/21

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  リプレイ続き。

  　「けいおん！」５話「顧問！」を視聴。　律が昔の軽音部のアルバムを引っ張りだし、そこにあったヘビメタ風の写真を見て「いつの時代のバンドだって話だよなー」。　それに対して、唯は心の中で「バンドと言えば、こういうイメージしかなかった…」。　これは原作にもあるエピソード。おそらく「唯はバンドに対して無知」と読者（視聴者）に思ってほしかったのだろうけど、「バンドと言えばこういうもの」ていうのも、ずいぶん偏ったイメージだ。　普通にテレビを見ていて、今こんな感じのゴテゴテなヘビメタっていないよなあ。あるとすれば、昔のイカ天か、最近では「デトロイト・メタル・シティ」だ。それしかイメージがないって、平沢家はどういう家庭なんだ。　実は親が娘に、密かにメタル系の英才教育をしているのか。　そういえば、初回で唯はクラウザーさんみたいな人を思い浮かべるシーンがあった。てことは、「ＤＭＣ」はアニメか映画で見ているのか。　平沢家ってどんな家庭だ。　ちなみにイラストで唯の言っている「ヘビメタ失礼しました」の元ネタは、嘉門達夫の「ヘビメッタ失礼しました～デビルズファイヤー～」という歌です。

  2009/09/20

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  「けいおん！」リプレイ再び

  　第４話「合宿！」の途中に、アニメ「喰霊ー零ー」のＤＶＤのＣＭが流れた。　それを見て、黄泉（よみ。喰霊ー零ーのヒロイン）って、前髪がパッツンでツリ目で、澪よりも澪っぽいなと思った。アニメ「けいおん！」では、澪は前髪がそれほどパッツンでもないし、ツリ目でもなく、原作よりはかなり柔らかいデザインになっているので。　あとＣＭと言えば、「まんがタイムきらら」のＣＭだ。　まんがタイムきららの、ドキドキビジュアルコミックス！　蒼樹うめの「ひだまりスケッチ」　きゆづきさとこの「ＧＡ」　石見翔子の「かなめも」　かきふらいの「けいおん！」　じゃ、ちょこっと見てみよう！　アクセスは、ドキドキビジュアルドットコム！　コミックスは毎月２７日発売！　応援してね！　　…このＣＭだけど、今も「ＧＡ」や「かなめも」で流れている。丸々半年間、まったく変わらずに。　「きらら」系のアニメがなくなる１０月からは、流れなくなるのだろうか。

  2009/09/20

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  今週の「バクマン。」

  　今週は「シルバーウイーク」とやらで連休なんで、ジャンプが土曜日に出る週だった。　しかし何も、今こんなタイミングで「逃亡者」って。いや、平丸先生は「逃亡者」であって「失踪者」じゃないけども。　「バクマン。」本編で出番がないと思っていたら、表紙のこんないい場所で笑いを提供してくれるなんて、やっぱり平丸先生だ。　先々週の「感想と疾走」（失踪じゃなくて）や先週の「１８と４０」でも、いいところに登場して場を盛り上げてくれる平丸先生。「バクマン。」の安らぎである。　今週の「ギャグとシリアス」では、「疑探偵ＴＲＡＰ」が終了したサイコーとシュージンが、新連載を何にするかで迷う話だけど、どうせなら「殴る蹴る怒鳴る事故る」なアクション漫画がいいな。　…漫画アクションじゃなくて。

  2009/09/19

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  アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」感想。

  　今日の「ハルヒ」は「朝比奈ミクルの冒険 Episode00」だった。　２００６年、初めてハルヒがアニメ化された際に最初に放送された、自主製作映画。それの再放送。　自主製作映画のメイキングが先週で終わったので、今週はその「本編」をやるのは順番としては正しいんだけど。　やっぱりヒドいものはいつ見てもヒドいな。けど今のマンガやアニメはマトモに作ったものよりも、インチキインチキしたものをバランスを失してまで持ち上げる傾向にあるから、しょうがないんだろうけど。　「エンドレスエイト」と、どちらがひどいかと言われれば、コチラを挙げます。だって、もうヤマカンの名前をハルヒのクレジットで見たくないもん。　ここで唐突ですが、３年半前、自分が某所で書いた感想を引用しようと思います。（前略）　ひどい。 　ひどすぎるよ。 　既読者も、未読者も、見事なまでのおいてけぼり。 なにより「作っている側」に（この場合は『京都アニメーショ ン』ですか）、「こういうのがおもしろいよな」という、ねじれ た自己満足に支えられた薄ら笑いが見えかくれするのが嫌だ。　「涼宮ハルヒ」シリーズは、一応今のライトノベルブームの牽引者のひとつだろうに、これでいいのか。 　角川本社に賊が押し入ったりしないのだろうか。 　原作者の谷川先生は兵庫の空の下、首を吊ったりしてないだろ うか。 　アニメはついこの前まで放送していた「落語天女おゆい」が、 今年最悪だと思っていたが、下には下があるもんだ。 　でも次回も、その次もビデオに撮って見るのだろう。 　そんなにひどいなら見なきゃいいじゃんと思われるかも知れないが、原作を面白がって読んでいる自分には、いくらひどくても、 血の涙を流しながらでも見届ける義務がある。そして、ひどいひどいと泣きながら、必ずひとつは「良かったところ」を見つけなければならないと思う。 　というわけで、初回放送の「見どころ」。 　エンディングで踊る「ハルヒ、朝比奈さん、長門の３人の姿」。 　…しまった、それは各話共通じゃないか。（２００６年４月４日）

  2009/09/19

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  恒例「けいおん！」リプレイ視聴。

  　第４話「合宿！」。　ここでも、原作をベースに京アニの様々な「盛り」、つまり演出が見られた。　合宿に到る経緯とか、地元の人にはわかりそうな合宿場所とか、電車とか。　なかでも特筆すべき「盛り」は、澪が持ってきた昔の軽音部のテープを聴いたとき、唯が一発でギターで弾いてみせたシーンではないだろうか。　唯の「才能」は、原作では梓に「絶対音感？」と指摘されるまでほとんど出てこないけど、アニメではそれ以前にもそこかしこに天才っぽい演出が盛られている。それゆえか、普段の唯は原作以上に「アホっぽく」描かれている。　結局、日本人の思う「天才」像って、要は「裸の大将」なんだな。　天才だから、「物」や「お金」には価値を認めない。だから高価なギターもこのありさま。でも天才だから許される。そりゃ昔バンドをやっていた人も怒るよ。

  2009/09/18

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  想像版・私服の澪

  　またまた「けいおん！」リプレイ視聴。　ちなみにこの感想は、各話「唯サイド」と「澪サイド」から見てみて、感想を書くという形式。で「唯の私服」を自分なりに描いてみたので、「澪の私服」も考えてみようと。　テーマは「メンズファッション」。厚手のジャケットに太いタイ、そしてパンツ。グローブも。で、それは「デート用」ではなくて、友だちと買い物に行く用。律と行くにしても、或いは唯やムギと行くにしても、澪は「男役」だろうし。男役って何だ。　ただ、澪と律は中学時代からの付き合いなのに、どちらもなぜか男っぽい言葉遣いだ。高校に上がって唯やムギという、女の子っぽい友だちができたのはよかったことなのだろうな。

  2009/09/18

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  運命奏者・南浦数絵さん

  　３日遅れだけど、またまたアニメ「咲」の話。　新キャラ、南浦数絵さんがインパクトの割にあまり活躍しなかったことも含め、個人戦の結果に納得いかなかったファンたちがたくさんいるみたいだ、という話をどこかで聞いた。いや、どこかって、ネットだけど。こことか。あ、ここは結果にゴチャゴチャ言うなと言っているのか。　ただ、以前も書いたことだし、「二次元噂八百　咲のまき」でも触れたけど、小林立先生の初単行本「フェイタライザー」では、最後の最後に「フェイタライザー」が「登場しなかった人物」として紹介されているのですね。で「フェイタライザーにはフェイタライザーが出てこない」と、一部で話題になったものだけど、そこでイラストだけ見ると「フェイタライザー」はリボン＆ポニーテールなんですよ。てことは、南浦さんは「咲」になって初めて登場した「フェイタライザー」なのではないかと。　ややこしいけど、そんな風に思ったので、もう一度南浦さんのイラストを描いてみました。　…と思ったら、「フェイタライザー」のつづり間違えた。「ＦＡＴＡＬＩＺＥＲ」だったよ。

  2009/09/17

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  「けいおん！」リプレイ感想。

  　「けいおん！」３話「特訓！」は、中間テストで赤点を取ってしまった唯をみんなで励まし、（主に澪が）勉強を教える話。　唯の自宅での場面が多くて、今回も「変Ｔシャツ」大活躍。公式で「ハネムーンＴシャツ」と呼ばれているのは、最初に１話で「ハネムーン」プリントが出たから。その後も「ロマンス」だの「ファンタジイ」だので、「ひょっとして、岩崎宏美シリーズか？」と思った。http://store.shopping.yahoo.co.jp/tbsshopping/00347460000907030311.html　それと、唯以外のキャラが「唯の妹（憂）」を想像したところ、「お姉ちゃ～ん、アハハハ～」と、ゴロゴロ転がっているだけ。それと同時に、３人の脳内で「いもうと～、アハハハ～」と転がる唯。３人が唯をどう見ているかはっきり分かる回だった。「テンポ悪くて、使えない、ドジっ娘、おまけに…」。　今回のイラストは、これまでとはちょっと違ったテイストにしてみました。テーマは「私服」。けど、とにかく唯はキャラが立ちすぎているので、「私服」を合わせるのが難しい。「ハネムーンＴシャツ」以上に、ピッタリくるのがない。だから「ベビー服」をアレンジしたものを着せてみました。

  2009/09/16

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  今週の「バクマン。」

  　５３ページ「１８と４０」。　「バクマン。」の各話サブタイトルは、「◯◯と××」のように、二つ並べる形式だけど、今回の「１８と４０」は１８歳と４０歳のこと。サイコーが亜豆ちゃんに言った「１８歳までにアニメ化」が叶わなかったので、今度は亜豆ちゃんの方が「４０歳までに真城くん（サイコー）と結婚できたらいいな」と言ったから「１８と４０」…、なんだけど、考えてみると、まったく関係ない数字だ。　ていうか、このテの「◯◯と××」なタイトルって、一見関係ありそうな物事を並べているように見えても、結構無理矢理だったりこじつけだったり、強引だったりすることが多い。「HUNTER×HUNTER」も。　今回の話のメインは、「疑探偵ＴＲＡＰ」が打ち切りを宣告されて落ち込むサイコーとシュージンの様子だろうけど、もうひとつ「蒼樹紅と中井さんのコンビ」の打ち切りも見所だった。　あっさりと身を引く蒼樹先生と涙を流して悔しがる中井さんの態度の違い。編集長は中井さんの「絵」を認めているのに対し、蒼樹先生が美人だからという理由だけでコンタクトをとろうとしている、他の編集者や編集部。ジャンプが女性作家をどう捉えているか、が如実にわかった回だった。　だから今回のサブタイトルは「男と女」がよかったんじゃないかと。　あと「バクマン。」はとうとう２０１２年に突入したけど、そのころまで「ジャンプスクエア」はあるのか？

  2009/09/15

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  再び「けいおん！」リプレイ視聴。

  　２話の「楽器！」を澪わる。もとい、見終わる。　唯の選んだギターは、原作（２００７年）では１４万８千円だったが、アニメでは２５万円だった。これは２年の間にギターの代理店が変わったためらしい。まあ、１４万だろうが２５万だろうが、５万円しか手元にない人には「高っけえー！」ことにはかわりない。　自分の知り合いに、「みお」という名前（本名。ただし漢字は違う）で、女子高生時代に軽音楽部でバンドをやっていた人がいるのだが、その人が自分のブログで「女子高生がレスポール？　マーシャル？　どんなパトロンがいるんだよ～」と吠えていた。　アンチ「けいおん！」の中には、若い頃バンドをかじった人が多い。若くて金のない頃は、どうしても楽器選びに妥協してしまう。「けいおん！」の音楽・演奏面を非難する人もいるが、最初から高い楽器を揃えているところが、どうしても生意気に映るんだろう。　ちなみにその「みお」さんは、黒髪ロングで前髪パッツンのヘアスタイルで、「私の方がナチュラルボーンみおだ」と主張しております。まったく。

  2009/09/15

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  前略、唐沢なをき先生

  ヤフーニュース／漫画家、唐沢なをきさんがＮＨＫ放送を中止要請　『取材が不愉快だったから』　唐沢なをき先生が、「マンガノゲンバ」の取材を断わった話について。「からまんブログ『マンガノゲンバ』取材中止しました」　えー、自分は唐沢なをき先生には全く含むところはありません。むしろファンです。「とりから往復書簡」にあった、京都マンガミュージアムでの「みなもと太郎先生と呉智英先生との座談会」も見に行ってきました。今回の件で、テレビの失礼な対応にうんざりして、取材を断わられたのはごもっともだと思います。「からまんブログ『マンガノゲンバ』の件」　ただその一方で、その話をもとにして描かれたという「コミックビーム」１０月号の「まんが極道」。これに関しては「現実」とは全く逆に、漫画家の「頭山四郎五郎（あたまやましろごろう）先生」が、９９％悪いと思ってしまったのです。以下その理由（ま、ドキュメントではなくてフィクションなのですが。ブログでは『とても現実に近いフィクションですけども』と書かれていますが）。　テレビのディレクターが浴びせる失礼な質問の数々に、気弱に答える口べたな漫画家、というのが「まんが極道」４２話の構図。その二人はいつまでたっても平行線で、噛み合うことはない。どちらが悪いのか、おそらく唐沢なをき先生のブログ（書いたのは奥さん）を読んだ方は「テレビが悪い」と思うのだろうが、自分はそうは思わなかった。いや、悪いのは（ていうか、折れるべきは）漫画家の頭山四郎五郎先生だ、と。　その原因は、頭山先生の家にさんぜんと輝く「天狗の顔」である。あれがドーンと乗っかっている時点で、頭山先生は「普通の人」じゃない。あの天狗は、「私はイカれたオブジェを飾っている、奇矯な人間です」という記号なんだから。そんな変人に「まともなコメント」なんぞを、テレビは欲したりしない。いくら頭山先生が、真面目に、真摯に「言いたいこと」を「リアルに」伝えようとしたところで、「いやそうじゃなくてー」と返されるのは当たり前。テレビのスタッフは、取材に来た時「天狗の顔」を見て、「この先生、どんなバカなこと言ってくれるんだろう」と、ワクワクしているにちがいないんだから。　もともと「まんが極道」では、漫画家の家をヘンテコに描いてきて、今回もその例にならって「漫画家の家」として、なんのためらいもなく天狗の顔を出したんだろうけど、今回みたいな「とても現実に近い」話は、現実離れした天狗がネックになっているような、そんな気がした。　おそらく、唐沢なをき先生のご自宅には、変なオブジェはないものと思われますし（もし万が一、唐沢先生のご自宅が表も中も変なオブジェだらけで、周囲の住民に気味悪がられているのだったら、話は違ってきますけど）。

  2009/09/14

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  アニメ「咲」２３話「本気」

  　先週、あれだけもったいぶったヒキで今週に繋いだのに、意外にあっさり終わってしまったステルスモモ。　個人戦でいきなり登場し、祖父まで出してキャラ立てしていたのに、これも今回でお役ご免な感じの、南浦数絵さん。　結局、個人戦上位３人は、風越のキャプテン、和、そして咲という、ある意味妥当な３人。団体戦に比べて個人戦はたったの３話、てことは、これから描くことになるだろう原作の個人戦では、エピソードやキャラクターが全く違う展開になるかも知れない。

  2009/09/14

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  ＧＡ第１０話「生と死の境」

  　アニメの「ＧＡ」が、これまでイマイチ楽しめなかったのは、原作に忠実に作っていたことだった。　それだけ原作の完成度が高いということもできるし、アニメがあまりアレンジ効かせてないということかもしれない。　けど、昨日の「ＧＡ」は面白かった。ノダミキさんのスケブの右上に、小さく描かれたマークを皮切りに、「血と言えば？」の連想ゲームにすかさず「薔薇」と答えるキョージュさん、「マフィンを食べる（作る、だったかもしれない）ヤツはみんなマフィアだー！」と叫ぶトモカネさん。　「血と薔薇」とは昔、澁澤龍彦が編集していた雑誌で、日本におけるフリーメーソンの知識は、その澁澤龍彦の「秘密結社の手帳」という小説からきているんだとか。　そのちょっとダークな言葉をひとつにまとめた回が、ラス前にあったなんて。しかもタイトルが「生と死の境」。「ＧＡ」の中で、初めてアニメが原作を離れてアレンジを効かせた回だった。今ほど「ＧＡ」を欠かさず見ていてよかったと思った時はない。

  2009/09/13

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  主人公の特権

  　「けいおん！」リプレイ視聴中。２話「楽器！」を見終わったとこ。　ＯＰ前に、唯の簡単な自己紹介があった。「幼稚園でも、小学校でも、中学校でも、ただボーッと生きていた私が、高校生になって、初めて部活を始めました」。　原作にはなくて、アニメ化に際して立てられた「唯のキャラ」。つまり、「己の使命と能力に気づいた」無自覚な主人公。それが己の覇道をイチから始める。　なんと、少年誌の王道パターンじゃないか。　主人公だから、天才だから、何をやっても許される。　主人公だから、毎日ダラダラしていてもいい。勉強なんかしなくていい。たとえ２５万のギターが欲しくても、どこからか助け舟が現われて、５万円で買えてしまう。凡人とは違って、そういうラッキーな星のもとに生まれたのが、主人公。　だから、途中の「みんなでバイトをする」エピソードは、これも原作にはなくてアニメオリジナルだけど、蛇足じゃなかったのかなと思う。唯はバイトのお金を結局「これはみんなの稼いだお金だから、私じゃなくて自分のために使って」と返したのだが、主人公が他人に気を遣う必要なんてないんだから。

  2009/09/13

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  インチキ補完計画

  　アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」、自主製作映画の話は多分今回で終了。原作「涼宮ハルヒの溜息」を５回に分けて、けっこう忠実にアニメにしていた。　「溜息」のテーマのひとつは、「文武両道なんでもできるスーパーマンのハルヒだけど、映画監督としての才能は全くない」というところ。それを踏まえてアニメ化するにはかなり微妙な作品である。「超監督」と威張ってはいるが、中身のともなっていないダメ監督のハルヒ。ヘタにアニメ化すると、その「無能監督」のレッテルを貼られてしまう。　だからか、アニメ１期では手をつけづらかった話であり、２期では「誰かさん」に当てつけるようにアニメ化できたのだろう。　自己主張ばかり強いハルヒを、１期の指揮をとっていて、２期にはいない「誰かさん」に見立てて。　…と、ここからは、上の文やイラストとはあまり関係ないようなあるような話だけど。　本屋に行ったら、「となりの８０１ちゃん　４巻」が出ていた。　通常盤と限定版の２種類。限定版にはＯＶＡがついているらしい。いやそれより、本にかかっているオビに「山本寛監督＆京都アニメーション」と書いてあって、ビックリした。　山本寛監督って、ヤマカンだよね？　「らき☆すた」の監督を、「未だその域に達していない」と言われて降ろされたヤマカンだよね？　　ハルヒ２期のエンドレスエイトを、全く関係ないのに、わざわざアメリカで「僕は初めから知っていたんですが、スタッフを止められませんでした、すみません」と謝罪した、あのヤマカンだよね？http://plaza.rakuten.co.jp/uwasa800/diary/200907250000/　それで京アニから「当社とは一切関係のない人の話です」と無視された、あのヤマカンだよね？　それがなんで、８０１ちゃんのアニメの監督を。いや、監督をするのはいいんだ。ヤマカンの職業は監督だから。「超監督」だから。驚いたのは、「京都アニメーション」。ヤマカンと京アニ、いつの間にヨリを戻したんだ？　ヤマカンは京アニにとって「関係ない人」じゃなかったのか？　…てよく見たら、小さく「京都『御薗橋』アニメーション」って書いてあんの。　なんだよ、その「京都御薗橋アニメーション」って！　どこのトンネル会社だ！　ていうか、ギャグなのか？　コレ。　もし、ギャグだとすると「ホラ、縮めると『京アニ』ですよ？　このボクが『京アニ』で仕事してるんですよ？　ホーラ、面白いでしょ～？　自虐ってるでしょ～？」とでも言いたいのか？　ヤマカンは。　ふざけるな。マンガがマンガなら、監督も監督だ。ヒドいもの同士、インチキウイルスをこれ以上ばらまくな。　…いや、考えようによっては、インチキなマンガがインチキな監督の元でインチキなコピーをつけられてインチキアニメ化されるのは、まだマシかも知れない。これがもし、昨年の夏に発表されたように「８０１ちゃん、京都アニメーション（本物）でアニメ化」が実現していたら、半狂乱になるところだったよ。　８０１ちゃんがキライな理由は、長くなるからまたいずれ。

  2009/09/12

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  「けいおん！」リプレイ

  　「けいおん！」を改めて、繰り返し見ているここ最近。　で第１話「廃部！」の、唯の話。　ＯＰ前、入学式だというのにダラダラと寝ていて、起きたと思ったら即、ドタバタを繰り返す唯。おまけに「ハネムーン」Ｔシャツ。　学校でも、律いわく「テンポ悪くて、使えない、ドジッ子」ぶりを遺憾なく発揮。　とどめに、カスタネットを持って「うん、たん、うん、たん」。　原作とはかなりかけ離れた、唯の「天然アホキャラ」は、初めから固まってたんだなあ。　ちなみに、入部希望で軽音部に顔を出した時に、澪が「ギターできるの？　好きな人は誰？　ジミーヘンドリックス？　ジミーペイジ？　ジェフベック？」と詰め寄るシーンがあった。その後も澪はポーズボタンが壊れたように「ジェフベックってのは、ロックのギタリストには２種類いる。ジェフベックか、ジェフベック以外か、だ」と、まくしたてていた。　それを聞いて、やっぱ澪も文芸部というより軽音部に向いているんじゃん、と思うと同時に、昔とり・みき先生が言っていた言葉を思い出した。　「この世には３種類の人間がいる。原田知世に関係ある人、原田知世に関係ない人、そして、原田知世」という言葉を。　イラストは昨日の澪と同じ、「アニメージュ」表紙の模写です。

  2009/09/12

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  「けいおん！」２期（というよりリプレイ）

  　アニメ「けいおん！」を、最初から視聴中。　まだ半年前の話なのに、けっこう忘れていたのにびっくりした。それと、新しい発見もいくつかあったので、それを拾いがてら、今さらだけど「けいおん！」の絵を描いてＵＰしていこうと思う。　まず、澪は軽音部に入るまでは文芸部希望だったことを忘れていた（原作にもあるけど）。で、あのまま文芸部に入っていたら、どうなっていたかちょっと気になった。　文学少女の澪。図書館とか似合いそうである。本編では周りに引っ張られておたおたする描写ばかりで、落ち着いて読書しているシーンとかなかったから、あれば見てみたいなと。　けど、すると唯やムギとの出会いもなかったし、合宿の水着もなかったし、学園祭のハプニングもなかったか。　ちなみにイラストは、昨日（９月１０日）発売されたばかりの、アニメージュの表紙の模写。「追悼　金田伊功」特集目当てでアニメージュを買ったご年配の読者の方々が、「この表紙はなんだ」とか「どうした徳間」と、ご立腹なさっているらしい。いや、アニメ雑誌の中では、アニメージュは「けいおん！」割合は少ない方だと思うけど。

  2009/09/11

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  アニメ「咲-Saki-」２２話「約束」

  　アニメ「咲」の感想。ちょっと遅くなってしまったけど。　新キャラの「南浦数絵（なんぽかずえ）」さん。東場ではおとなしく、南場に入ると本領を発揮する打ち手。先週でのタコス優希のバカ勝ちは、今回新キャラの強さを引き立てるためだったのか。そういや「タコデリオ」とのタイアップは８月までだったし。　原作の「咲」では、団体戦が終わったばかりでこれから個人戦、というところなのに、アニメでは原作に先行して新キャラ投入。しかも、前回の２１話でちらっと顔見せはあったものの、今週から「モノローグ」が入るし、彼女を男手一つで鍛えた祖父がクローズアップされるしで、いきなりの「重要キャラ」待遇だ。　しかし。個人戦ではこの子を中心とした物語になって行くのかと思いきや、アニメＢパートで「咲×ステルスモモ」の戦いが！　個人戦で全国にコマを進めることができるのは３人。龍門渕の天江衣はエントリーしてないから、これは「咲、和、そして新キャラ」の３人が順当に勝ち進むんだろう、と（たぶんテレビの前の誰もが）思っていた矢先、咲の目の前に立ちふさがるモモ！　「団体戦の決勝で、愛する先輩を倒したにっくき相手」として、咲にキバを剥いてくるモモ。まさか彼女に、ここまでの熱い想いがあろうとは。　…ていうか、この展開、同人誌っぽい。「原作では描かれないサイドストーリー」みたいだ。それを公式でやられては、見ている側も燃えないわけにはいかないじゃないか。　個人戦でこんな見せ場を用意してくれたスタッフに感謝である。　それにしても、咲本人は主役なのにマイナスの気配のモモ以上に存在感が薄いぞ。

  2009/09/10

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  緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェ

  　今週の「バクマン。」は面白かった。　いや、いつも面白いんだけど。面白いから、毎週毎週ブログに絵を描いて感想をアップしているんだけど。　「５２ページ　感想と疾走」の内容は、アンケートの順位が伸びず、行き詰まりを見せていたサイコーとシュージンの二人が、ファンレターを読みファンの意見や要望を物語に取り入れようとして、編集から「一番やってはいけないこと」とダメを出される話。　編集の言うことには、「疑探偵ＴＲＡＰ」のファンはほとんどが女性ファンだから、ファンの声を取り入れたら女性目線の物語になってしまう。しかしキミたちが連載しているのは「少年ジャンプ」なんだ、と。　…今回の物語のキモはそこなんだけど、自分的に一番面白かったのはその後のシーン。　「怪盗チーター」の作家と編集が殴り合うところと、カッコよくスポーツカーで現われた平丸先生が、来年の税金のことで顔が青くなり、ピューと去って行くところ。　この二つのシーンはあくまで本編の「にぎやかし」に過ぎないが、サブタイトルに「疾走」とあるのを見ると、意外にも「ここも見てくれ」という、作者のメッセージが込められているのかも。　暴力とカーアクション。まるで昔の石原プロのドラマみたい。「ＴＲＡＰ」も、謎解きとか女子ウケよりも、こういう要素で人気が出ればいいのに、と思った。

  2009/09/09

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  トラップのトラップ

  　先週、ジャンプを買い忘れて「今週のバクマン。」が描けなかったので、今週に「先週のバクマン。」を描きます。　亜城木夢叶の「疑探偵ＴＲＡＰ」に便乗してか、ジャンプ本誌や他誌から、続々と「推理もの」が始まる。そしてサイコーの入院・休載中に「ＴＲＡＰ」を取り巻く事情が変わり、アンケートも落ちる一方…、という。　フィクションだとわかっていても、マンガはミズものだとわかる話。面白さとかクオリティとか、マンガ自体の問題遺体にも、勢いとかノリとか、もしくは社会の好不況とか、いろんなものに影響を受けざるをえないものだということ。　よく「マンガ家は面白いマンガを描くことだけを考えるべき」と言う作家や関係者がいるけど、それじゃいかんよなあ、と思う。面白いマンガを描く以外にも、ひょっとしてやらなければいけないことは山のようにあるのではないか。　あと、ヒットしてようがしてまいが、パクリは出てくるんだな。

  2009/09/09

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  実地検分に勝るものなし

  　「コミックトレジャー」終わりに、大阪なんばの「餃子の王将　戎橋（えびすばし）店」に行った。　席に座って、注文して待っているうち、なんだか違和感があるなー、と思っていたら、あることに気づいた。　「客席から厨房が見えない」のである。　最近やたらとテレビで「餃子の王将」を目にするが、その度に「餃子の王将は、名物の餃子を一気に焼くところをお客さまに見てもらうために、全店舗、厨房を客席から見えるようにしています」と言っているのだ。　東京の、自分のよく行く中野店や経堂店でも、例外なく客席の目の前に厨房があって、いつも餃子をジュージュー焼いていたので、てっきりテレビで言っている通り、全店舗そうなんだと思っていた。　まさか、餃子の王将のお膝元である、関西で、そうなっていなかったとは！　テレビを鵜呑みにしてはいけないと思ったよ。　ちなみにその戎店では、カウンターの向かいは従業員用の通路で、そこから首を延ばしてのぞいてみると、厨房はその奥にあった。　…いまさらだけど、今回も全く「ＧＡ」とは関係ないですね。ステルスモモまでいるし。

  2009/09/08

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  女王陛下のＳＯＳ団

  　「涼宮ハルヒの溜息」で、いろいろヒドいことを朝比奈さんに押しつけるハルヒ。　それをキョンに止められ、てっきり閉鎖空間を発生させるのかと思いきや、古泉に「どちらかというとしょんぼりしているみたいです」と言われて、意外に思うキョン。　そういえばハルヒが「憂鬱」のクライマックスで、閉鎖空間を発生させて自分とキョンのみを閉じ込めた時は、部室で朝比奈さんとキョンがじゃれているのを見た時だった。　ハルヒは朝比奈さんのことを「オモチャ」だと思っているし、自分では好きだと思っているんだけど、無意識では「嫉妬のような感情がうずまいている」みたいなことなのかなあ。

  2009/09/07

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  魁！！　ＳＯＳ団

  　自主製作映画ストーリー「涼宮ハルヒの溜息」も４回目。　池でロケをし、ミクルアイＲでカッターを飛ばし、水に落ちた朝比奈さんを鶴屋さんのお屋敷に運び、古泉とのラブシーンを撮ろうとしてキョンに止められ、翌日気合いを入れ直して撮影に臨む一行…、と、原作を丁寧になぞったストーリーだった。　違うところと言えば、ミクルアイＲが原作では右目だったのが左目だったり、テキーラが甘酒になっていた程度。ハルヒの顔も、先週までのどこか「けいおん！　の入った顔」キャラでもなかった。　ＭＸテレビとｔｖｋで続けて見た感想は「なんか、盛り上がりに欠けて退屈だなあ」。　いじりまくったり（１期）延々と繰り返したり（エンドレスエイト）したら文句を言うくせに、丁寧に描き出すと逆に退屈だと思ってしまう。　単に自分がわがままを言っているだけなんだろう。ハルヒのアニメが「異常なのが状態」というわけではなく。

  2009/09/06

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  トレジャー本

  　日曜日、コミックトレジャーに参加します。　その新刊「東京さぬきうどん」です。　これまで当ブログで書いてきた讃岐うどんの話をセレクトし、大幅に加筆訂正を加えたコピー誌です。　いつも、どちらかというとマイナーな本ばかり出している「世田谷ボロ市」ですが、今度はさらにマイナーな、いったいどこに読者がいるんだ？　という本。いえ、讃岐うどん自体はメジャーなジャンルですが、それを同人で出すことのどこに市場があるのかという。　どうせ今新刊を出すなら「けいおん！」とか「ハルヒ」本じゃねえの、となるのでしょうが。このように、マーケットリサーチとはまったく関係なく本を出すのはいつものことですが。　ただ、初めての大阪なので、いつもとちょっと毛色の変わった本を出してみようかなと。あと、カタログで周囲のサークルにグルメ関係のカットが多かったので。てことはちゃんとリサーチしてんのか、オレ。　それでは日曜日、インテックス大阪「Ｅ３４ｂ　世田谷ボロ市」にてお待ちしています。http://www.aoboo.jp/

  2009/09/05

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  甘くて甘～い、甘甘のスイーツです

  　「萌えマンガ」って、甘い。とても甘い。　甘い物ばかり食べていて、オレの身体大丈夫なのかと思っていても、つい甘い物の誘惑には勝てない、そういう意志の弱い読者に向けて、次から次へと、どんどん甘いお菓子がやってくる。　甘さといっても、「控えめな甘さ」でもなければ「どちらかといえば甘い」とか「ほのかに甘い」とか「甘酸っぱい」ではない。パッと見から甘そうな、クリームたっぷりのデコレーションケーキに、その上から砂糖をイヤってほどぶっかけて、さらにチョコレートをドロドロと流し込んだ、そういう甘さの層ができているお菓子。ただ闇雲に甘いだけのお菓子。　健康とかダイエットとか善玉コレステロールとか一切考えず、ただ甘ければいいのだと、着色料甘味料保存料ガンガン使いまくりの、毒々しい甘さである。　「甘い」を「可愛い」に、「お菓子」を「女の子」に置き換えるのは言うまでもない。　そして、オレはそういう甘～いマンガが大好きなのだ。困ったことに。

  2009/09/04

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  過ぎ去った未来

  　あれは忘れもしない、２００２年の秋。ちょうど今から７年前くらいの頃。はじめて描いて持ち込みに使ったマンガは、ラジオものの４コママンガだった。　４コマだからという理由で、竹書房と芳文社に持ち込んだ。今よりさらに絵がヘタクソだったので、まず絵のことを指摘されたが、その他に内容面では「ラジオのネタなんて、読者にはわからない」と言われた。４コマの読者は、分かりやすいネタを求めているから、と。　だからそれ以降は、ラジオネタは同人誌だけにした。「ローゼンメイデンのオールナイトニッポン」とか、「ビバヤング！　オールナイト学園」とか。あとさかのぼると、浜崎あゆみの代役としてモーニング娘。の加護がモノマネをして番組をジャックするのもあったっけ。　だから、好きなラジオネタを連載している「ラジオでＧＯ！」の「なぐも。」先生は、素直にうらやましい。単行本が２巻も出て、しかも続いているということは、ラジオネタ４コマに需要があったということだ。自分のような読者が。　こういう言葉が適当なのか分からないけど、「ラジオでＧＯ！」には、自分の果たせなかった、過ぎ去ってしまった未来を感じる。　どうか、末永く続いてほしいものだ。　　

  2009/09/03

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  ちやほやされる人されない人

  　吉祥寺で飲み会があり、帰ってきて「草野☆キッド」を見る。　今日のゲストは中山功太。「Ｒ－１ぐらんぷり２００９優勝者」の中山功太である。社長の息子で大金持ちだったエピソードを延々と語る。そして最後に「格言」として「お金で幸せは買えない」だと。「買えませんでした」だって。　昔からこの男は「関西は名の知れたでかい会社の社長の息子らしい」という噂で、もしそれが本当ならなんで芸人なんかやってんだと思ったけど、本当だったんだ。で、なぜ芸人になったのか、という理由が、今回語られていた。その理由とは、　「子供の頃、関西やから吉本の新喜劇を見て、おもろいから、芸人になろうと思った」。　それだけ！　いいよなあ。なろうと思ってなれる人生。　途中で、会社が倒産してとか、一転して貧乏のどん底に、なんてテレビであおってたから、てっきりそれが契機になって芸人をめざしたのかと思いきや、実家が倒産したのはつい最近で、芸人を目指したのは子供の頃、おぼっちゃんだった時代。　それよりコイツ、吉本のＮＳＣでキングコングとか南海キャンディーズの山ちゃんとかと同期で、山ちゃんは当時から嫌なヤツだったと言おうとして「バイトに行かないかんから、ネタ見せの順番変わってくれんか、と頼んだけど、なぜ？　どうして変わらないといけないの？　と（山ちゃんに）断わられた」というエピソードを語っていたけど、その後すぐ、ピン芸人としてやっていくことにした、と決意した時に「ずっと（金持ちやから）お小遣いもらってたから、バイトの経験とかゼロで～」と言いやがったんだよな。バイトの経験あんのかないのか、どっちが本当なんだ。　ひとつ言えるのは、コイツは嘘つきだ、てことだな。　とここまで書いてきたこととは全く関係ありませんが、こんな話を。　コミケに参加して、壁のサークルを巡回するたび、目にする光景がある。　それは「うめてんてー」こと蒼樹うめ先生が、新刊完売ですっかり「跡地」と化した壁サークル前で、関係者やファンたちに囲まれているの図。それを見てふと思った。　「ひだまりスケッチ」、「ＧＡ」、「かなめも」。それぞれ「漫画の殿堂」芳文社が誇る「萌え系４コマ雑誌」の、「まんがタイムきらら」「同きららキャラット」「同きららMAX」の看板作品だ。それら全てがアニメ化されていて、なおかつ女性作家というのはどうしたことだろう、と。　きらら系雑誌には、私の好きな「ラジオでＧＯ！」のなぐも。先生をはじめとして、男性作家陣もツブが揃っているのに、女性作家たちに比べて、男性作家の扱いはいまいちパッとしない（かきふらい先生は男性らしいけど）。　まるでフジテレビの女子アナと男子アナみたいだ。個々人の能力は同じくらいのはずなのに、ちやほやされ具合がまったく違うところとか。　そうか、きららの女性作家は４コマ界の女子アナなんだ。昔のアイドルごっこをやっている「声優」が、アイドル好きなオタクのターゲットになっているように、「女性作家」たちに、女子アナ好きな男どもが群がっているのだろう。　ま、ちやほやされている人はうらやましいなあ、と、漠然と思っただけです。

  2009/09/02

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  久々のパトレイバー

  　「月刊！　スピリッツ」の付録は、「ゆうきまさみキャラクタークリアファイル」。　「パトレイバー」からのキャラクターは、後藤隊長とシャフトの内海。　なぜこの二人？　野明と遊馬じゃなくて？　熊耳さんと太田巡査でもなくて？　まあ、どっちも好きだから嬉しいけど。　内海といえば、バドはしばらく女の子だと思ってたな。

  2009/09/01

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  「星３つ、いただきました」

  　アニメ「ひだまりスケッチ」第３期のタイトルは「ひだまりスケッチ×☆☆☆（ほしみっつ）」　星（☆）を３つかいて「みつぼし」ではなく「ほしみっつ」。まるで「チューボーですよ！」だ。　そういえば、「ひだまりスケッチ」は「チューボーですよ！」と同じＴＢＳだ。だから「ほしみっつ」なのか。　そして、「ひだまりのファンはチューボーばっか」という裏のメッセージが…。ないよね？　多分。　ちなみに「チューボーですよ！」とは、ＴＢＳ土曜深夜に放送されている料理番組。三つ星シェフの堺正章と、初心者シェフのアナウンサーが司会で、毎週ゲストをひとり招いて料理を作り、その料理にゲストが点数（星）をあたえるという形式。ちなみに星は「無い」「星０．５」「星１つ」「星１．５」「星２つ」「星２．５」「星３つ」の７段階。…いらないか、こんな説明。

  2009/09/01

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  おなじねーしょん

  　選挙特番のため、「咲-Saki-」がない日曜深夜。　なので、昨日に続いて「まんがタイムきららキャラット」の感想。８２ページから「けいおん！」と「はるみねーしょん」とが連続して載っているのだけど、その内容が全く同じだった。つまり、「夏でプールで日焼け」。　…いや、お題が３つかぶった程度で内容が同じっていうのもどうかと思うけど、それが続けて載ってれば驚くよ。　ちなみに、「けいおん！」は主人公の名字がP-MODELが元ネタで、「はるみねーしょん」はＹMＯが元。「けいおん！」の作中にも「はるみ」がたびたび登場していて、どう考えても同じ編集さんが担当である。　作家に個別に担当する編集者のいない「コミックギア」では、みんな同工異曲のマンガばかりになってしまったけど、編集者がついていても同じマンガになってしまうことがあるんだな。　その編集さんが、「ネタがないよお～」と嘆くかきふらい・大沖両先生に「夏だから、プールで日焼けの話でも描いてろ」と言ったのか、全く偶然に「夏でプールで日焼け」になってしまったのか、それは謎だが。　しかし、「けいおん！」ではとりあえず泳いで遊んで風呂に入ってと、場面をコロコロ変えているんだけど、「はるみねーしょん」は教室から一歩も動かず。今月も大沖先生の「超省燃費型顔だけトーク４コマ」、絶好調である。

  2009/08/31

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  今日の「ＧＡ」

  　「まんがタイムきららキャラット」、今月号は「ラジオでＧＯ！」「ひだまりスケッチ」「ＧＡ」が３本続けて掲載されていた。　けど、巻頭で特集が組まれていないのは「ラジオでＧＯ！」だけ。　まあ、アニメ化されてないからアタリマエっちゃアタリマエだけど。　ちなみに今日のアニメ「ＧＡ」は「シュルレアリスム」の巻。しかしそのテーマが出てきたのは番組後半のＢパートで、しかも結論が「夢で見るような感じですね」て。簡単なまとめだなあ。　じゃ、これから選挙に行ってまいります。

  2009/08/30

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  「涼宮ハルヒの溜息」第３話。

  　アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の「溜息」編も３話目。今回は「ミクルビーム」の巻。　自分はハルヒを金曜深夜に、MＸテレビもしくはｔｖｋで見ているのだが、次は９月４日深夜。アニメ２期が９月いっぱいだとすると、あと４回だ。　たったの４回。　２期オリジナルアニメののんびりペースからいくと、この「溜息」編で終わりかな。　消失とか、雪山とかはあきらめるか。

  2009/08/29

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  赤坂麺通団

  　「赤坂麺通団」、オープン初日の昨日、行ってまいりました。　なんと、オープン初日は「うどん全品」０円！　先着１０００名までですが、その恩恵にあずかってきました。　場所は赤坂のＴＢＳおよび赤坂サカスのある、あの辺の近く。どちらかといえば分かりにくいところにある「麺通団」（新宿、吉祥寺、水道橋）にしては、分かりやすい方。店の前には花束がいっぱい出ていて、その半分が総合プロデュースの一人、勝谷誠彦氏の関係ぽかった。　店内の雰囲気＆メニューは、新宿の「東京麺通団」に準じたものだけど、数は少なめ。要するに「ひやかけ、あつかけ、かまあげ、しょうゆ、かまたま」などを中心に、天ぷらもゲソ天やちくわ天など、シンプルな感じ。自分は「ひやかけの大」を注文。０円ならもっと高い物を頼めば良かったのだけど、最初に来た店はどうしても食べ慣れた物を注文してしまう。　「赤坂麺通団」のサイトおよび配っていたパンフによると、「今香川で流行の兆しを見せている細麺」だったらしいけど、食べるのに夢中で気づかなかった。残念。　え？　肝腎の、うどんの味はどうだったかって？　もちろん、美味しかったですよ！　非常に。　…ただ、車の多い道路に面しているためか、入り口付近がちょっと排ガス臭かった。しょうがないか。赤坂だし。

  2009/08/29

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