昨日、丸香に行った帰りに
神保町の三省堂に行った。 1階のエレベーターの前に、「立川談志」コーナーができていた。 談志と言えば、ここ数年は年末のMXテレビ特番のゲストに出てきて、好き勝手言っている。で、先日もその特番があったのだけど、談志がいないその特番はまるで学級会か通夜みたいな、淡々としたただのトーク番組だった。 私は談志の落語をほとんど知らない。いや、はっきり言って、テレビでたまに見る、変な落ち着きのないおっさんでしかなかった。 で、多分、今の若い人がビートたけしを見る目というのも、自分が談志を見ていた目とたいして変わりはないのだろうと思った。 名人と呼ばれている人は、生きているうちにその人の本業に触れておくべきである。