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2019/10/25
カテゴリ：アメリカあるある
即位の礼も滞りなく終わりましたな。26年か、長かったな。
何か決断をするとき、必ず思い出す言葉がある。皇后陛下の婚約記者会見での言葉「いい人生だったと振り返られるような人生」 アメリカに来るとき、結婚するとき、日々の小さなことから大きな決断まで、のちにいい人生だったと思える選択をしてきたつもり。ただ毎日目の前のことに追われていて振り返る余裕は今のところまだないが。あれから26年も経つのかぁ。 ところで最近、やっぱアメリカあるあるを経験した。もろあるある。 IRSにアカウントを作ろうとした。が、引っかかってダメだとよ。何がダメだったかというと、クレジットカード情報の入力画面で引っかかった。クレジットカード以外の入力情報として、住宅ローンや何とかローン(忘れた、学生ローンだっけ？)を入力する必要があるが、私はローンは一切ない。で、入力できる項目はクレジットカードだけとなる。 が、このクレジットカードはアメックスは受け付けない。おまけにコーポレートカード、つまり企業についているクレジットカードもダメとさ。私、アメックスとANAのVISAしか持ってないざんす。で、このアカウントを作る作業に引っかかると、もうウェブ上でのアカウント作成はムリ。ある番号へTELをし事情を説明し、IRSのオフィスにアポを入れなければならない。 10月初旬、IRSのオフィスに行く。その際、アメリカ政府発行のIDを証明できる写真付きのものを持っていかなければならない。免許証とグリーンカードを用意した。それからSSNカードのコピー。 が、ここで最初のアメリカあるある。アカウントを作るため、私を認識してもらうには「アメリカ政府発行」の写真付きIDが必要。そのための運転免許証とグリーンカード。が、グリーンカードが却下された。で、パスポートを持って来いとさ。あのぉ、グリーンカードがあるということはパスポートはアメリカ政府から発行されないってことですぜ。だって市民権を持ってない証拠だから。私のパスポートは日本政府発行ですぜ。あなたもアクセントがある移民だからわかるとは思いますが。 SSNカードのコピーも却下。オリジナルでないとダメなんだとさ。 で、次に言われたのが、このままでは埒が明かないので新しいクレジットカードを用意しろとさ。 あのぉ、IRSのアカウントは誰のためのものでしょうか？すべての納税者のものですよね。納税者にはいろんな人がいます。それを限られたクレジットカードを持つか、ローンを抱えなければアカウントが作れないのはおかしいと思います。私はアカウントを開くために新しいクレジットカードは作りません。ほかの方法を探してください。 結局、その日はそのまま帰宅することに。で、すぐさままたIRSにTELし次のアポをとる。10日後... 私の時間が... そもそもそのアカウントを開く理由は、独立して一人で仕事をする際のある資格を取るため。アカウントがなければ申し込みもできない。で、その資格を取るためのプロセスの一つで、JD、CPA、EA、etc以外の人は指紋を提出しなければならない。最寄りの警察署に出向いて指紋をとり提出する。私は指紋採取は必要ない。が、TELで話した人がかたくなに指紋採取が必要と言い張る。結局合計4人に確認すると、そのかたくなな人以外は指紋採取は必要なしとさ。そうさ、だいたい説明文に書いてあるじゃん。なぜ情報が統一されてない？そーいえば、ウェンディも指紋採取は必要ないが、申し込んだら指紋採取用のカードが送られてきたんだってさ。大丈夫かな？ 二回目のアポ。別の担当者と話す。とぉ、オリジナルのSSNカードと運転免許証だけでＯＫ。サクサクっと終わる。この違いはナニ？で、次は教えてもらった番号にTELし、ユーザー名とパスワードを設定してもらい、コードが郵送で送られてくるのを待つ。今ここ。 最初のアポを入れた時から、実に1か月近くかかった。コードを受け取って、これから資格の申請をする。取得までにかかる時間は約45日と言われている。今年中にとれるかな？それにしても人によって答えが違うってアメリカあるあるよね。 それより明日は女子会。楽しむぞっ!! お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2019/10/25 04:40:41 PM
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