いぬ
今日は犬も私もすっげー疲れる。10月初旬から犬の尿が出にくくなっていた。んで、半ばに行きつけの獣医に連れて行く。結果は膀胱炎。3週間分のantibioticの薬をもらう。一週間後、症状はまったく改善しない。んで、尿間隔が30時間になった時、救急で利用している動物病院へ連れて行く。すると膀胱がかなり固く、筋肉が緊張した状態にあるとのことで、筋肉をリラックスさせる薬をもらう。膀胱炎の薬と併用する。んで、さらに10日が経過。症状は改善されない。もう一度、この救急用の動物病院へ連れて行く。今度は別の獣医。んで、結果として考えられる事が3つあるとな。内臓系、脳、腫瘍系。その段階で、内臓系が一番疑わしいので、血液検査をした。結果は、内臓にはまぁったく問題なし。尿が1日に1回の状態が一ヶ月近く続いているが、腎臓も肝臓もまったく健康だった。ただ下半身の間隔が鈍くなっていて、それが膀胱自体に問題があって下半身に影響しているのか、下半身が鈍いから膀胱も鈍くなって尿意を催さないのか その辺りがわかりかねるとのこと。んで、次の可能性の脳に問題があって、もしかしたら脳腫瘍かもと言われ専門医を紹介される。場所はバージニア州のLeesburg。ええ、今日行って来たざんす。獣医の名前はBush。イヤな名前かも... 場合によってはMRIで脳を診るそうで、病院に着くまで、もしかしたら犬の余命を告げられるかもとかなり落ち込んでいたさ。ナースがやって来て、今までの状況と症状を聞く。尿が1日に1回であること、後ろ足が弱っている事。それらのことから前の獣医から脳の病気を疑われている事や、普段の状態等々を答える。← 階段を登る時、後ろ足が弱くて両足で飛ぶように昇ることをbunny hop(ウサギ飛び?)と言うらしいナースの問診が一通り終わると、獣医(Bush)、アシスタント獣医がやって来る。←動物病院なのに、人間の病院と同じように個室なのよっ!!ナースの問診結果を元に、もっと内容を詰めるべくいろいろ聞かれる。尿のこと、後ろ足のことを伝える。んで、少し犬を観察。家では、後ろ足がすべって中々立てないことがある。んが、病院ではまったく問題なく立ったり座ったり歩き回ったりしている。結局、最後まで足に異常がある歩き方はしなかった... なんか、これって... アンタ、ちゃんといつものように弱ったところを見せなさいよぉ。異常なしで終わって、家についた途端すべって立てなくなったら、一体何のために遠くの獣医まで来てるのかわかんないじゃない! せっかく来てるんだから悪いところを見せて、診断してもらおうよ。の願いもむなしくウロウロ元気に歩き回る犬...とそこへ前の病院から、うちの犬のカルテがFaxで送られてくる。前回の血液検査の結果も載っていて、全部で10ページほどのカルテだった。その内容をPCに入力していく、獣医Bush。んが、結果の数値を見ながら何度も「おかしい,,,」とつぶやく獣医。これだけの症状がずっと一ヶ月以上も続いているのに、予想された結果が血液検査にでていないらしい(つまり結果は正常値を示している)。それから犬を診る。犬の口には猿轡がはめられ、腹や尻や足や尾っぽを触られたりして、暴れまくる。それも4本足で... ホントーにアンタは後ろ足が弱いのか!? 広げた手を何気に犬の顔の近くにかざす。さっと顔をよける犬。←慣れてない犬を触ろうとすると、犬が顔をよけるしぐさまた考え込む獣医。んで、何気に聞く「普段から犬の顔や頭を叩いているか?」と。いいえ、そんなことはしまへん。まぁ、確かに今まで1~2回犬の頬を張ったことはあるが、15年間でそれだけ。また考え込む獣医。この獣医はneurology(神経学)専門。んで、今日の診断の結論は“わからない”だった... もし脳腫瘍でもあったり、脳に問題があるなら、顔の近くで手をかざしたりしても一切反応しないんだそうな。が、顔の反応はあるが、膀胱を含めた下半身の反応が鈍い。この辺りがわからないようである。んで、だんだん専門用語が飛び出すようになり、私もついていけなくなる。ここで夫にTELをし、スピーカーフォンで診断内容を話す獣医。もし脳腫瘍の可能性があっても、かなり低くMRIの必要はないだろうとのこと。んで、次の可能性は膀胱の中に腫瘍が出来ているケース。んが、これもかぁなぁりぃ可能性は低いそうな。この検査は、前の獣医に戻りウルトラサウンド(超音波)で診るようになる。それからもう一つの可能性。これがなんと犬でありながら、ストレス。ストレスによって、いつも緊張状態で尿意が鈍くなっている可能性。んで、聞かれる、犬の症状が出始めた頃、犬がストレスを感じるようなことはなかったか と。犬が直接ストレスを感じることはなかったが、夫と私は9月末までかなりストレスを感じる状態であったことを伝える。二人のストレスが犬に伝わった可能性があるかもとな。結局、2種類の薬をもらい家に帰る。これでしばらく様子を見て、改善されなければ次の段階(ウルトラサウンド)に進むこととなった。合計で4人の獣医に診てもらったが、誰一人正確な診断結果を出せなかった。皆一様に“わからない”といい、考えられる可能性を挙げ消去法で進めていくのかも。それにしてもすっげー疲れた... 犬は帰る早々、自分のベッドに行って熟睡してたさ。まったくこのばぁちゃん犬は... アンタのことを心配しすぎて、ホントーに疲れたさ。でもさ、いつまでも元気でいてくれよ。それよりやっぱり来たわ、アメリカ人。今日、ルーベンと話した時のこと。ル「あのさ、オバマが大統領になったじゃない。その時TVで見たんだけど... どうして日本人が喜んで踊ってるの?」 やっぱ来たか... だから小浜市のみなさん...私「ああ、あれね。市の名前が“Obama”で一緒なのよ」ル「で?」ぁぁぁ~、小浜市ぃ! アンタら...私「きっと同じ名前なんで親近感が湧いてたんでない?」 はぁ~...ル「あのね、確かにアフリカのケニアでも盛り上がってるよ。でもケニアは、オバマの父親の祖国なんだ。で、日本は名前以外オバマとどんなつながりがあるわけ?」私「さぁ....... 日本人はお祭り騒ぎが好きなんでない」アホ丸出しやん!ルーベンは私の答えに不完全燃焼のまま去っていった...