ラ・ラ・ラ・メディテーション

深く潜るには、息を吐ききる必要がある。
肺に空気が入っていると、浮いてしまう。
海の中に沈んでいくのは、怖いから、
つい空気を大きく吸い込んでしまって、
吐く息はちよっとになってしまうと、
深く潜れない。

肉体に呼吸があるように、
サトルボディーにも呼吸があるとしたら、
例えば、第二身体では、
息を吸い込んでは、心地よいものと溶け合い
息を吐き出しては、そこから離れ、
独りのなかに深く入っていく。

第三身体では、息を吸い込んで、
パワフルになって、
息を吐き出して、リラックスする。

第四身体は、愛を吸い込み、受け取り、
息を吐き出して、愛を与える。

そのリズムが、バランスを失って、
どちらかに偏っていたりとすると、
例えば、息を吐ききらないと、
それ以上、潜れないように、たぶん
深いところには行けない。

肉体の呼吸が、少ない人は、
からだも大きくならないように、
サトルボディが育つためにも、やはり
呼吸はしっかりした方が良いのだろう。

マウイ島からボートに乗って、
離れ小島の海で、スキンダイビングを
した時に、呼吸についてこんなふうに思った。

それから　ウミガメは
探そうとしても見つからない。
リラックスして　ふと見ると
必ずそばに　ウミガメはいる。

これも　その海で学んだことだ。