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カテゴリ:チャクラとサトルボディ
七年前にはこういうのを書いてた。
あなたの愛するものから引き寄せられなさい 2011.2.07 アウシュビッツ強制収容所を体験したフランクルの心理学の基本的な考え方は、「意味による癒し 」である。それは、人は自分の「なすべきこと」「満たすべき意味」を発見しそれに取り組んでいくことで、はじめて心が癒されていく、と考えていく心理学だ。
そしてこの「なすべきこと」「満たすべき意味」を発見するために、次のように、自問自答せよ、とフランクル心理学は説く。
意味 発見のための三つの問い 「わたしは、この人生で、今、何をすることを求められているのか?」 「わたしのことを、ほんとうに必要としている人は誰か?その人はどこにいるのか?」 「その誰かや何かのために、わたしにできることには、何があるのか?」
この三つの問いを絶えず念頭に置いて、毎日を生きること。それが、わたしたちが自分の「為すべきこと」「満たすべき意味」を発見する手がかりになる。とフランクル心理学では考える。
このかん、いろいろと文献を研究してみたけれど、僕にはトランスパーソナル心理学の諸富祥彦さんの解説本がいちばん良かった。
プレパーソナル(自己・自我確立以前)の段階で、この心理学の考えに触れるのは、他者への従属や集団への埋没の言い訳になってしまう危険性がある。自分を確立している人が、トランスパーソナルに(個を超えて)何か他の誰かのためになることをしようとしたり、社会や集団に貢献したりするときに役立つ心理学・・・という諸富さんの考えには同意する。
僕は、自我の確立とは何か?ということをチャクラのマップで考えてみたいと思う。
生存の危機にさらされ(第一チャクラを閉ざされ)感覚を抹殺され、感情も人間関係も失くされて(第二チャクラも閉ざされ)個の尊厳もチカラも奪われ(第三チャクラも封鎖され)人間が、精神のみで生きざるを得なかった強制集所のような環境では、「精神性=生きる意味」があるかないかが、生きていく鍵になったのではないか?と僕は考える。
言い換えれば、生存が満たされ、感覚や人間関係に喜びがあり、個人としての欲求を満たして生きれれば、人生にそんなに「哲学的な?精神的な?意味」を求めなくても、生きていくことが充実しているかもしれない。
つまり第一、第二、第三チャクラが健康なら、それだけでかなり幸福に生きていける。
しかし、その上で、さらにもっと良い人生を求めるなら、それより上のチャクラがちゃんと機能して、精神的なことを追求したくなる。これがトランスパーソナルということの僕流の説明である。
しかしものごとはそんなに図式どおりでなく、人によっては精神の発達している人や、下のチャクラの方が健康的な人や、そのときの状況や環境でも個々のケースは違ってくるだろう。
だからすべての人に、このフランクル心理学の考えが当てはまるとは思わないし、まったく流行から忘れ去られているように思えるけれど、「望む人生を手に入れることを瞑想を使ってサポートする」というエッセンシャルライフ・トレーニングに今、チカラを入れようとしている僕にとって、「望む人生を手に入れることのサポート」も「人生から望まれていることをすることをサポート」もしたいと思っているので、こんなことをつらつら考えている。
ルーミーが「あなたの愛するものから引き寄せられなさい」と詠っていたけれど、僕にはこういう感覚の方が、いわゆる「引き寄せの法則」よりもなじみがあるからだ。しかしいろんな人のいろんなチャクラの具合があるわけだから、それぞれの立場を尊重してやっていきたい。
■エッセンシャルライフ・トレーニング with VIJAY
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最終更新日
2018.01.29 18:10:47
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