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テーマ:主夫と生活(273)
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決勝トーナメントの一回戦(準決勝)は、これまた昨日同様に同じ 八幡地区のもうひとつのライバルチーム、Wチームでした。 今まで、何度となく接戦を演じてきて、対戦成績は3戦して 我がチームの2勝1敗でした。 0-1、1-0、2-0という、超のつく引き締まったゲームで 接戦を繰り返してきた、文字通りの好敵手です。 何度か触れてきましたがスーパー級の速球投手を擁するチーム です。 その彼から、一回の攻撃で、我がチームにランニングホームラン が出ます。 序盤はこのペースを堅持しますが、中盤、味方のエラーが 出てしまい1-2と逆転されます。 それでも終盤に、息子のボテボテのゴロで三塁ランナーを 生還させてなんとか同点に追いついて、さあ逆転するぞ!と 応援にも力がこもった最終回。 そのスーパー級の選手にランニングホームランを打たれて 事尽きました・・・。 おそらく県下で3本指に入るか、ナンバーワンの投手だった でしょう。 そして、味方エラーを誘った痛烈な打球も、最後のランニング ホームランも(外野は大げさなほどに深いシフトを取って いましたが、そこに特大ライナーを飛ばして、レフトのグラブを はじいて、HRとなりました・・・)、彼の打撃による失点です。 彼一人に負けたような気持ちになってしまう試合でした。 そして、彼に勝負に行く必要は全くなかったと思いました。 一昔前に松井秀喜が全打席敬遠策を取られて負けた試合があり ましたが、我がチームも敬遠をすれば良かったんだと思います。 そうすれば確実に勝っていたと・・・。 (「たら」「れば」禁止令は解いています(^^;) 僕は松井を敬遠して勝ったチームは当然のことをしたと思って います。 堂々と敬遠をして、堂々とチームとして勝ったんだと思っています。 だって、相手の弱みに付け込んで勝つのがスポーツじゃないですか。 「スラッガーに全打席敬遠をしてはいけない」というルールは存在 していないのです。 「良い球を打つ」というのも、ある意味では相手のミス、弱みに 付け込んでいるわけです。 「真っ向勝負」とか「当たって砕けろ」などという言葉が美辞麗句 として発せられますが、最後に負けたらダメなんだと思います。 全く意味のない、自己満足に終わる言葉でしかないのです。 この敗北が、最後の大会の大きなカギになる糧となって欲しいです。 三位決定戦、主催者チームとの対戦でこの大会初めて息子が登板。 デッドボールやフォアボールなどがあって、終始安心して見ていられ ませんでしたが、ふたを開けてみればノーヒット、ノーランで コールド勝ちしていました。 でも、優勝を目指してたチームですから、これで満足はしていては いけません。 優勝戦は、Wチームが危なげなく試合を運んで優勝しておりました。 本当に悔しい悔しい大会になりました。 閉会式の寸評で我がチームは「優勝の名に相応しいチームカラー」 だったと評されていました。 それもその時は嬉しい一言でしたが、良く冷静になって考えれば 喜んでなどいられないのです。 地元小学校に帰ってから、指導者に3位を労う言葉は一言もあり ませんでした。労いの言葉の代わりに、怒涛の恫喝、そして ペナルティーが待っていました。 ペナルティーそのものには、何度も繰り返しますが、子供への 対し方として決して正しいものとは思いませんが、「良くやった」 ではなく、試合の結果を冷徹に見て、次の大会につなげるための 処置を取った指導者には、頭が下がる思いがしました。 「なんのために、毎日苦しい思いして練習しとんねん!! 負けるためにやっとんのとちゃうぞ!!」 「わしが怒っとんのは、お前たちが日ごろ教えられた ことをやってへんからや!わしが教えたことを やってたら絶対負けへんちゅうねん!」 心の底から悔しさをにじませた、老将の甲高いどなり声が し~んとした小学校のグランドに響き渡っておりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/08/18 10:47:00 AM
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