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テーマ:イタリアワイン大好き!(738)
カテゴリ:高岡洋文セレクション
阪急百貨店イタリアフェアのセミナーの反省会&慰労会を兼ねて
Uさんとロスコの笹山さんを訪ねました。 Uさんは、大学の先輩でして、でも彼はスペイン語の人。共通の 知人が何人かいることが分かって、また彼の映画や演劇の好きな 人なので、学生時代に観た映画の話など出来て楽しかったです。 思い出話がほとんどだったでしょうか(^^;) 色々と話し込んで、気付いたら最終電車ギリギリの時間になって いたのでびっくりしました。
最初に飲んだのが、ヴェネト州トレヴィーゾ県のこのプロセッコです。 泡と酸に力強さがありませんが、香りが実にクリーンで濃厚な フルーツ香を持っていました。洋ナシや白桃・・・数ある プロセッコの中でも良く表現されていると思いました。 次に飲んだのはコッリ・ディ・ルーニ。トスカーナ州とリグーリア州に またがるDOCですね。
果実の力強さが感じられて素敵なワインでした。 まったりとしたら・フランスのような洋ナシ系の香りと 苦みのある柑橘系から蜂蜜の香りまで。地中海のイタリアらしい 分厚くて田舎臭いワインなのですが、及第点をしっかりと越えた 果実味とアルコールの甘み、個性としての苦みをしっかりと ワインに蓄えて、素晴らしいワインでした。 リグーリアらしくヴェルメンティーノ、アルバローラ、 マルヴァジアのワインです。 次なるワインはアルト・アディジェのピノ・ビアンコでした。 これも特に大当たりの素晴らしいワインでした。 ソーヴィニョン的なグリーンのノートとしっかりとした果実香を 感じさせて、口の中での酸とアルコールのメリハリある ストラクチャーが好感を持たせます。 フランチャコルタにもブレンドされるブドウですがイマイチ キャラクターが掴みきれないブドウだと思っていましたが、この ワインは全体の個性がきっちりと出ていて良いです。 次の赤ワインはこちら! これも素晴らしいワインでした。 酸がしっかりしてて、それほどタンニンのないクラシックな バルベーラの特徴が良く出ていますし、それでいて赤い果実系 フローラルな香りがしっかりとあります。 それでいながら肩肘張った凝縮感もなく、素朴さと洗練性を 兼ね備えたワインと言えます。 チーズはパルミジャーノ・レッジャーノとピエモンテのアルタ・ランガ 「ラトゥール」を頂きました。 ロビオーラ・ディ・ロッカヴェラーノ的なフレッシュタイプのチーズで とてもノスタルジックな気持ちになりました。これも 素晴らしいチーズ。 こういう質の優れたチーズと、見事なセレクトでサービスしてくれる 笹山さんの存在は、まぎれもなく「都会のオアシス」ですね。 Uさんとの楽しい話も相まって、気持ち良く酔っ払った夜でした(^^;) お陰で帰宅時に前代未聞の大失敗&未曾有の体験をすることになるの ですが、それは明日書きます(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/12/15 04:58:08 PM
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