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ヴィーテ・イタリア高岡(Hiruccio)のイタリアワイン&主夫日記

ヴィーテ・イタリア高岡(Hiruccio)のイタリアワイン&主夫日記

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2011/01/06
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テーマ:主夫と生活(273)
カテゴリ:カテゴリ未分類
小学校の冬休みの宿題の中には「家で料理をする」というのが
あります。

で、その宿題の進め方を書いた資料を見て、息子といっしょに
進めた料理について感じたことを書きます。


その課題には、たとえば韓国の「チヂミ」、アイヌの「オハウ」
などがあったのですが、息子が選んだのはチャーハン。

僕ならもっと違ったものを作ったと思うけど、普段父親の作る
美味しいチャーハンに慣れていると、自分でも作ってみたい!
と、なるんでしょう。って、自分で言うな・・・。


レシピを見て、レタスを細かく切って、最初から他の野菜たち
としっかりと炒めてしまうことや、「うまみ調味料」が
加えられるのを見て、僕はイラつくわけです(^^;)

これ、本当にちゃんとしたレシピなの?と。


またそのレシピを読みながら


 「本気で食育するつもりなら、チャーハンの文化的な
  背景とか、またレタスや化学調味料を使うことの
  意味についても触れるべきちゃうのかあ?」


とか


 
 「こんな適当なレシピで、何が教育やねん!」


と、じわじわと怒りがこみ上げて来て、同時に、野菜を細かく
切る段階から、面倒臭い表情まるだしの息子にもイライラし
てしまって、自分でもよろしくないな、と思って、余計な感情を
抜いて、とにかく「息子の宿題の手助けをしよう」という
意識にシフトするよう努力しました(^^;)



そうすると、見えて来たことがあります。



この宿題は、食育などの目的でやらせているのではないな、と。


つまりは、日常生活の中で、お母さん(またはお父さん)が
如何に苦労して、というか、色々なプロセスを経て、
一つの料理を完成させているか、それさえ感じてくれれば
良い、ということなんじゃないか、と言うことです。



まあ、それにしても、塩、胡椒や油の量、または火力に
至るまで、何の説明も書いてないんですわ(^^;)


それで、特に油の量で、少し多めに入れてしまって、また
まだ息子はフライパンを器用に煽ったりできないので、
どうしても一部分のご飯に熱がかかってしまい、出来上がり
は、ふっくらとした部分とかなり強烈にパリパリで、
相当に我慢強く咀嚼しなければならないチャーハンになって
しまいました(^^;)


でもね、やはり息子が作ってくれた(冬休み最後の日の
昼に二人分つくってくれた)チャーハンですからね。情が
伝わったこともあるのか、いえ、決してそれだけじゃなく
このご飯のパリパリ具合が僕には美味しかったんですよ。


顎に力を入れないといけないぐらいの部分もありました
けど、それだけにご飯の香りも凝縮していましたし。


固めのご飯って、基本的に好きなんです。
家では、妻が柔らかいのが好きなので、柔らかく炊き
ますけど(^^;)


「どう?」


と、いつも自分の料理、外食の料理にかかわらず、批評
している父親に少々警戒するように、遠慮気味に尋ねて
くる息子。


「ご飯、パリパリで固とうなってしまってるけど
 美味しいやん。お父さん、この固さ好きやわ。」


というと、


「僕もそう思う!!」


とニッコリ!!


ささやかな、それでいて和やかで心地よい雰囲気の
昼ご飯を終えて、息子はそのレポート作りに取り掛かって
おりました。









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Last updated  2011/01/16 07:04:57 AM
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