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テーマ:イタリアワイン大好き!(738)
カテゴリ:アブルッツォ州のワイン
ファルネーゼ社のモンテプルチャーノ・ダブルッツォ については、幾度となく触れて来ましたが、何度触れ ようとも、やはりお勧めしないではおれない美味しさが あると思いますので、お勧めします(^^;) 何でも、ロバート・パーカーもこのワインについては 「貨車ごと買うべき」とか「レストランはグラスで このワインを提供すべし」などと絶賛しているらしい です。 彼が言うからには、やはり美味しいのだと思います(^^;) また、「イタリアワインがわかる」のマット・クレイマーは モンテプルチャーノ・ダブルッツォについて 「めったに言わないことだが本当である。モンテプル チャーノ・ダブルッツォにまずいワインはない。」 とし、ファルネーゼのワインについては、ロバート・パーカー より控えめにせよ、 「品質の高さは明白である」 と締めくくっています。
カリスマ的なテイスターとして、今やイタリアでは定番に なりつつあるワイン評価本「ルーカ・マローニ」に いたっては、イタリアでもっとも「果実味に溢れた ワインを手掛けるワイナリー」としてこのファルネーゼ社を 第一人者的に評価しています。 って、ここまでは、他人の評価ですが、ここからは僕の 評価。 シンプルなモンテプルチャーノ・ダブルッツォに関しては かつての田舎臭い、田舎のワインを彷彿とさせる、それほど 凝縮していない果実を感じさせながらも、バランスは悪く ないので、いわゆる洗練された、凝縮した、ちょっと 「イキった」ワインに比べると、気持ちをホッとさせる 素朴さがあります。 酸もタンニンもソコソコで、ポテンシャルとしては中強 ぐらいでしょうから、どんなお料理、どんなシンプルな イタリアの料理にも合わせられるような良さがあります。 このラインは、アウトドアが一番お勧めですね(^^)
これが、同じモンテプルチャーノでも、ラインとしては 格上の「カザーレ・ヴェッキオ」になるとワインとしての 格はかなり上になります。 それでもこの価格なんですけどね(^^;) 凝縮した色、香りの果実味・・そして燻したお茶のような 香りを持つ熟成香。すべてが及第点以上の力強さが あって、美味しいです。 余韻の花の香りもあり、そのレベルは「エレガント」と 呼んでもおかしくないほどです。 果実味の凝縮感、熟成香からしても、合わせる料理は圧倒的に 赤身の肉になるでしょう。 スパイシーに仕上げたステーキから、じっくりと煮込んだ 煮込み料理まで、楽しめます!!
今回は、テイスティングしませんでしたが、この銘柄の DOCGバージョンの素晴らしさは、単純に「必ず飲むに値する」 レベルで、この価格の素晴らしさも、僕ならあと1000~2000円 ぐらい高くても、損したとは思わないぐらいです(^^) 熟成したチーズ、できればパルミジャーノ・レッジャーノとか ペコリーノ・トスカーノの美味しい奴と頂きたいです!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/02/22 04:00:50 PM
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