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カテゴリ:ビジネス・経営・企業
営業という仕事が恐い。「キツイ」「ツライ」イメージ。
証券会社時代、新規電話の営業をしていて、しかも本店が大阪・高麗橋にある会社で お客様から怒号が飛び交い、とにかくそこでの3ヶ月の研修はとにかく自分にとって とてもツライ修行のようだった。 あまりに嫌だと思ってしまい、血尿が出たくらい嫌だった。 断られたらどうしようの恐怖、自分が傷ついたらどうしよう・・・の恐怖。 どれも過去からくる恐怖で未来を勝手に作っている恐怖であるが。 でも最近、なぜかとても興味があって人にあるものを譲ってもらい売ることにしてみた。 最近、気になったことはどんどんやっていこうとチャレンジの連続。 飛びこみの営業。 1時間、恐くて住宅街をうろうろしていた。 あぁこわい、あぁ恐い。とドキドキ。 けれども恐れていても何もはじまらない!と感じ、 近くにあったお花やさんから始めた。 若干の商品知識を表現して、パンフレットを渡した。 ドキドキしたけれども相手は笑顔でなぜかとても楽しい感覚。 そしてクリーニング屋さん、電気屋さんなど、なるべくしきりのないところから表現していくようにした。どんなものなのかを伝える。 そして。 ピンポンのある普通のおうちにアタックをかける。 これはもう。 ものすごいものすごい勇気のいることだった。 夕方だったので食事中のおばあさんがまず出てきて、私のはなしを聞いてくれた。 『考えますね ありがとう』といわれて。 中には興味のある人もいて、凄く好感触を受けたご家庭もあった。そのほか、 定年後のお父さんとか、お母さんとか・・・。 話しを聞いてもらえることが嬉しかった。そして表現できることが。 次々と、反省点を見なおし、次にはどうしようという考えが生まれた。話を聞いて 貰えることが自信に繋がり、次々にピンポンピンポンとスピードをあげてかけていった。 少し余裕が出てくると相手のお話も聞くようにした。 気づいたのは、思い悩んだり、反省していることよりも次々と先へ進むことが必要とのこと。身体を動かし人に会いにいくことで、次々とアクションが、智恵が生まれてくる、 自分のことが分かってくる。 「営業」の動きで自分がありのままに分かってくるという経験をした。 2時間の間で今日は売ることはすぐ出来なかったけれども、 この経験の連続がいつか身を結ぶと信じている。大切なのは、続けること。 表現しつづけること。 それがいつか「形」に成る。 そういえば、証券会社で電話営業をしていたとき、同期30人の女の子の中で、一番最初に 契約をとれたことを思い出した。奈良学園に住むおばあさんで200万円の外債だった。 凄く嬉しかったことを覚えている。一瞬にして「苦」が喜びにかわった。 必要な人がいるから、売っている。人の役に立つ喜び。 ある先生(女性)が、先日サロンでみんなで話し合っているときに話していたこと。 「感受性がいいとは、あったことを感じて、解決策を瞬時に見出すこと。 瞬時に本音を表現して生きていくということは、日々、訓練する。 瞬時に、感じて表現。その連続で鍛えられるもの」 営業経験が長く、ある会社では、全国のトップセールスマンだったその女性。 今は、世界に伝えられるものを持ち、その存在を伝え、伝えつづけている。 常に初心で、謙虚に、人に接していく。人の役に立つ。 そして自分の「気持ち・本音」を整理する。言語表現と生活習慣を考えるということを 教えていただいている。 毎日が「ゼロ」スタート。朝、掃除をして、綺麗にして家を出る、内面が外的環境を変えるということ。実際動いてみることで分かってくる。 自分が今、求めていることが分かってきた。 もっと力をあげていきたい。もっともっと多くの人の役に立ちたい。 平和になる力になりたい、資質を生かしたい、これから先、仕事をする上で 自分を見つめて、厳しく、自分を大切に生きてゆこうと感じた一日でした。感謝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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