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カテゴリ:生き方・自分史
月曜。1日ずっとボランティア活動をしてみました。
横浜市で飛び込みをしていたのですが、不思議な縁というか動いていくと面白いことがあるものですね。 行きの電車では、前勤めていた会社の封筒を持つ妊婦さんにふと声をかけたら、だんな様が広告代理店に勤めていらっしゃって私が以前勤めた会社の担当だったこと、美術館の招待券を貰い、妊娠9ヶ月ながらおひとりで来ていていたのです。 子供の未来についてみなとみらいまでお話をしました。 午後から横浜・山手、元町、そしてその裏側の下町のような場所をまわりながら多くの 人たちとの出会いがありました。 一番面白かったのは石川町での出会い。 和風の素敵な家で、親しい人と同じ苗字だったので飛び込みをしたのです。おじいさんが入り口を開けた居間に座ったままたたずんでいるので、「こんにちは~」と土間に入って声をかけてみると「あーーい」と出てきたのですがびっくり。 なんと全身入れ墨!! おなかにはさらしのいでたち。 ぎょっとしながらも「これ来週横浜で開催される催しのご案内です」と差し上げると、 「へぇ~」と眺め、まじまじとじっくりみながら、「ありがとうねご苦労さん」と居間に戻っていきました。怖い人も、なんとなくしっかりと受け取ってくれて読んでくれてこれまでの固定観念を打破するような経験でした。 この他にも多くの人との出会いがあり、その人がどういう状態で生きているのか分かる 機会になり、そして何より、人は自分の鏡。出会いで自分のことを分かっていけるという 経験を致しました。 仕事を通した「利害関係」ありの関係というよりも、人間同士の心のふれあいが出来るボランティアは素敵なことだと感じました。あの暑い中、午後いっぱい、汗を精一杯かきながら、坂を上り下り、精根尽き果てるほどに疲れました。が、暑くなり、燃焼してくると体の重さはとれ、軽く動けるようになりました。その名のとおり、思い切りやると、 思いが取れて体が軽くなるのかも知れません。 そして、その夜入ったお風呂の気持ちよかったこと。いつもの体の妙なだるさも取れました。悩みも聞いたり、話をきいたりして、自分も表現したり・・・。その出会いが心に広がります。そして自分は何を表現するのかを考え、そこからどう生きていたいのか、そんなことを省みさせていただく機会を得るのです。やはり経営ということを考えても、仕事として考えても、やはり原点はひとを助けることだと実感したボランティア活動でした。 (しかし、私はまだまだです。これから頑張ろうとつくづく感じました) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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