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カテゴリ:生き方・自分史
わたしは小さい頃から猫アレルギーです。猫はかわいいので嫌いじゃないんだけれども、
猫がいる家に行くと、くしゃみ・鼻水がとまらなくなり、全身じんましんがでてきてはれあがってしまいます。 昨日、女性経営者のサロンでこんなお話がありました。その社長の方もネコが苦手で昨日、車を走らせていたがネコがでてきて「きゃー!!!」と大きな声をあげて叫んでしまったと。そのときの驚きと衝撃が、胸の奥の奥の繊細な部分にふれたと。 そのひとは高句麗の末裔の人なので、「ネコは敵国の唐から輸入されてきたからじゃないですか」と言うと、やはりネコは魔女とかなんとか則天武后のエピソードとか、妖しい感じのものと関係がある何かがあるとおっしゃっていました。でも決して悪いということではありませんのであしからず。 その社長には先生がいるのですがその先生に「ねこかぶりしてるからねこが嫌いなんだ」 といわれたそうなのです。その方は小さい頃からなぜかまわりに嫉妬されていたので、まわりを見て、ころもを着たと。自分を守るころもだったというのです。最も繊細な部分とは恐らく2歳か3歳か、世間のころもをかぶる前の状態だったようなのですね。その方は子供のとき、家に何十匹も犬やネコを飼っていたそうなのです。それなのに突然ネコがだめになったというお話でした。 わたしは心臓がドキっとして、わたしもねこかぶりをしていることに気がつきました。 わたしもいつ、ねこをかぶってしまったのかと思い出しました。 わたしは幼少は近所でも有名なおてんば娘で、2歳の頃は母のドレッサーの前で顔中に口紅をつけて父親に血だと思われて仰天されたり、とにかくぎゃーぎゃー泣いたり、なかなか言うことをきかなかったりと、もう悲しみも喜びも表現するのが半端じゃなかった子供だったようなのです。 でもどうやら、世間の目をかぶったときから、ねこをかぶってしまったようなのです。 おとなしくなって、ものがいえなくなっていました。なるほどー。 ねこをかぶっているからネコがダメなのかなぁ~。と。 ねこかぶりという言葉をこれほどまでなく、深く意味を考えた出来事なのでしたが、というと、ねこをかぶらなくていい時代になったこということなのです。なんて素晴らしい!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.12 12:52:35
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