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カテゴリ:時事・世界情勢・News
続けて「2」の掲載します。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 ことしは、次世代が生きられる社会、地球環境を作りたい気持ちで「いだき」をはじめて25周年を迎えます。 24歳の時、死の淵にある時に、青森県出身の斎藤忠光さんに出会い生命が助かった私は、本音で生きるようになり、元気で幸運に恵まれ、本音が実現していける人生となりました。 10歳の時にアフリカでは飢餓で亡くなる人々、子供たちがたくさんいることを知り、驚きました。日本で生きている私には、水も植物もなく死んでいくことは想像もできませんでした。何とかできないものかいても立ってもいられない気持ちでしたが、子供なので何も出来ないとふたをしてしまい、そのうち考えることもしなくなっていったのでした。 1999年秋、私はエチオピアでは旱魃による飢餓で千数百万人もの人が生命の危機に瀕しているというニュースを聞き、10歳の時に生まれた気持ちが再び蘇ったのです。そしてエチオピアへ行く事がはじまりました。水も食物もなく家畜も死ぬと伝えられていた地で出会った子供たちの美しい瞳、純粋無垢な輝く笑顔に魅せられ、この子供たちの為に生きると、支援活動がはじまりました。 人間の幸せとは何なのだろうと改めて深く考えました。物質的には恵まれていても、心が貧しくなり生きているよりも、水や食物もないところで美しい瞳で生きている方が心が豊である事に教えられる事が多く、「援助」という言葉は使えずにいます。 エチオピア政府の高官との話し合いにより、飢餓は社会の問題であり、社会は人間がつくっているので、人間の内面が変わる事なくして飢餓は解決しないとの共通認識のもと、社会の根源解決に向け、2001年11月10日、首都アディスアベバにて斎藤忠光さんのコンサートを開催しました。テーマは「天命」でした。当時の駐日エチオピア大使は、 「この音楽は宇宙と地球を結び、地球上の国家、民族、宗教、政治の境を解き、人類をひとつにする」 と公式文書にて全世界に発信しました。11万人の聴衆と衛星放送にての生中継、インターネットでは全世界同時配信をしました。日頃は貧困故の不満から人が集まると暴動が起きると聞いていましたが、誰もが喜び愛を経験したとの報告を受けました。 不安や恐怖からは良いものが生まれないが、愛があればよいものを作っていけると大変喜んでくださいました。 私は、1人1人が天命を生き豊かに輝き生きられる社会は、平和になっていく事をわかりました。以来、世界各地にてこの事を宣言し、平和の為のコンサートを開催してきました。 エチオピアとの出会いから生まれたエチオピアコーヒーを直輸入するビジネスも本音の仕事とし大変ありがたく感じております。本音は、誰もが犠牲にならず矛盾がない事を経験してきた私は、エチオピアの野生の森林地帯で育つコーヒーに出会ったのです。自然環境を破壊せず、自然の恵み豊かなコーヒーを日本にて頂ける事に感謝し、利益の1部を、去年11月には、旱魃の地に給水装置を設置する為に使わせて頂きました。 日本で働く事がエチオピアの為になり、自分の本音を生かし元気で生きられるのです。本音と本音の出会いから、新しい事がはじまり、未来を築いていけるのです。いつも出会いを楽しみにしています。 (株式会社いだき、NPO高麗 代表 高麗恵子氏) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.18 20:38:37
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