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きのうの映画を見ていて、ふっと7歳の時のその日の感覚をすべて思い出しました。
夏の暑い夜に。虫の鳴く音も、あの日の草のにおいも、 花火大会が近くであって、かけていった虫よけスプレーの臭いも・・・。 私は静岡の沼津というところにいて 5歳の弟と、父の姉のところにいました。 その夜は どうしてか眠れませんでした。 くしゃみが激しくでて、咳も止まらず、眠れないのです。 夏なのに からだが 寒いのです。 こわいのです。 あの日の夜 感じていたこと・・・ 飛行機が落ちたちょうど その日のことでした。 夕方、飛行機が落ちたとおじさんとおばさんがいっていて、テレビでニュースが 流れていました。 こどものいのちは敏感ですね。 重度の障害を持つ子供の病院では、やはり 戦争や大きな地震が来る時は 高熱を出す子供がでたり 痙攣をおこしたり・・・。 わかる おとなが こどものことをわかってあげること ちゃんと生きてゆけるようにと わたしはその頃 7歳でしたが、映画でも山崎豊子さんの小説にもありましたが 9歳の3年生の男の子が PL学園の応援にと、大阪の親戚のおうちへ行くために 飛行機にひとりで乗っていたそうです。その時の 映像が映画で出てきて 飛行機で 酸素マスクをして・・・。 どれだけこわかったのかと、 当時2歳しか変わらないのに こういう子がいたなんて、考えられませんでした。 大人になってわかってくることはいっぱいあるけれど 32年間 生きてこられたのは ほんとうに 今まで出会ってきた すべての人のおかげだと 感謝のこころが ただただあふれます。 7歳のころ まだまだわかりません こどもでした でも 夏のにおい 夏のあの 綺麗な水 夜空の星 紺色の 美しい 夜空と 星になっていった あのとき この世からいなくなって しまった 沢山のひとたち・・・ 時を超えて - 輝く星が 瞬くように 今 この世で生きる 私たちに エールを送っている そんな感じがするのです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.13 23:23:32
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