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東北へ向かうとき、ある時から内面に広がる感覚が生まれた。阿弖流為の生きた時代の大地の草の香り、馬に乗り大地を駆け抜ける躍動、弓を引き獲物を射る感覚覚・・・。黄金色に輝く稲穂、風に揺れる緑。美しい若草色のグリーンの光。その自由で豊かな感覚は何度か岩手を訪れるうちに、確かに心の内に鮮やかに広がるようになっていった。中央から奪われてきた東北の歴史が解放され、蝦夷ー エミシ、エミス・・・、真実の東北の姿が現れつつあることを確かに感じている。飛鳥の地で同じ感動があった。飛鳥の風からはペルシャの風と大陸の風を感じた。歴史の真実は蘇る。。。「日本は蘇る」-そう表現されていた高麗さんの詩が段々わかってくるようだ。
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Last updated
2011.11.10 21:05:16
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