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カテゴリ:つぶやき
ネットで野口義則さんのお話を聞いてとても為になりましたので、
備忘録として記しておきます。 <サイコロ思考で視界が開ける> 僕たちは、それぞれの人特有の「考え方・解釈」をしています。 ある出来事に出会った時に、その人が「不安」になったとしたら、 その人は「不安」になるような「解釈」をしています。 あるいは、「自己嫌悪」に陥るとしたら、 「自己嫌悪」に陥るような「解釈」をしています。 あるいは、「腹が立つ」としたら、腹が立つような「解釈」をしている訳です。 その「解釈」の根源にあるのが、その人の「ものの見方」なんです。 ですから、「ものの見方」が変われば、「解釈」が変わり、 それに伴って、出来事によって引き起こされる「感情」が変わっていくのです。 ですから、僕たちは、「いつも」の「ものの見方」をして、 「いつも」のおなじみの「感情」を感じて生きています。 つまり、自分特有の「パターン」を持っているんです。 それが自分の固定化した「ものの見方」です。 しかし、「ものの見方」は無限にあります。 ですから、自分の「ワンパターン」の「ものの見方」に囚われていて、 他の「ものの見方」や「解釈」に気付いていない!とも言えます。 <ものの見方はひとつだけではない> 1492年は何の年…?! と学生に質問するならば、 コロンブスが新大陸を発見した年と答えるのではないでしょうか…?! 「「しかし、本当に、そうなんでしょうか…?!?!」」 確かに、西洋側から見れば、「コロンブスが新大陸を発見した年」ですが、 元々、そこに住んでいた先住民から見れば、違った見方になります。 元々そこに住んでいた先住民から見れば、そこは新大陸でも何でもない。元々あった土地であり、 1492年は、「海の向こうから侵略者がやってきた年!」と言えるのではないでしょうか…?! つまり、「ものの見方」はひとつではない! という事が言えると思います。 けれども、僕たちは「いつも」の自分にお馴染みの自分特有の「ものの見方」で見てしまいます。 それに慣れているからです。 <自分の「ものの見方」がすべてではなかった!> ですから、僕たちは、自分の「ものの見方」は、本当にそうだろうか…?!と、 一度、疑って掛かってみる事が必要になります。 別の「ものの見方」はないだろうか…?! 別の「解釈」の仕方はないだろうか…?! と、考えてみるのです。 ★「会社勤めのA子さん」 A子さんは、会社で上司にいつも怒られていました。 A子さんは、上司が大嫌いでした。 だから、会社に行くのがとても嫌でした。 A子さんは、自分特有の「ものの見方」でこの状況を見ていたのです。 <サイコロ思考> サイコロ思考とは、どんな出来事にも六つ位のものの見方がある。 どんな出来事にも、六つ以上の「ものの見方」「解釈」が成り立つ!と考えてみるのです。 これをサイコロ思考と言います。 これをやってみると、 自分特有の「ものの見方」「解釈」が緩んできて、柔軟な考え方ができるようになります。 ・いつものA子さんの思考 あの上司は最低だ。いつも私を目の敵にしている。あの人のせいで私は会社を楽しめない。 私の人生は最悪だ!!!!!! ★この「ものの見方」の他に、どんな「考え方」ができるでしょうか…?! この時、良い答えを探そうとしないでください。 「ものの見方」のバリエーションを増やす事が目的ですから、 役に立たない考え方でも良いのです。 「どんな違った見方ができるか…?」をゲームのように楽しんでみてください。 A子さんの立場になって色々と考えて見ませう~♪ 参考例 1.上司は私に期待してくれているんだ。私には見どころがあるんだ。 期待しているから、上司は私を叱ってくれるのだろう。 2.上司は精神的に未熟なのだ。ガキなのだ。だから、感情をいつもすぐに爆発させるのだ。 一方、私は精神的に大人だ。だから、ガキには言いたいだけ言わせておけばいいのだ。 3.あの上司の下で働くのは良いトレーニングになる。 怒りっぽい人への免疫力をつける良い練習になる。 これを身につけたら、この後の人生は怖いものなしだな。 怒りっぽい人への対処法を磨くべく、トライアンドエラーで色々試していこう。 4.不満ばかり言ってないで、とにかく、行動を起こしてみよう。 それで上司が変わらないなら、転職したっていいじゃないか…?! とにかく、行動を起こしてみよう。 5.本気で仕事して実力をつけよう。 あの上司を黙らせる位の実力をつけてやろう。 6.あのような人が上司でいるのには何か深い意味があるのではないか…?! 今はわからないが、きっと、いつかわかるだろう。 7.仕事だけが人生じゃない。 仕事以外で楽しみをみつけよう。 仕事はお金を貰う手段だと割り切っていこう。 そう思えば、上司がどんな人であっても関係ない。 これらは役に立つか立たないかは別として、 最初に悩んでいた「ものの見方」「解釈」とは違った「考え方」です。 これらは「思考の柔軟体操」です。 やればやるほど、柔軟な「ものの見方」ができるようになります。 その中で、出てきたものを取り入れたり、組み合わせたりして、 自分の人生をより良いものにしていけば良いのです。 「柔軟」になればなるほど、僕たちの人生の「選択肢」が増えます。 「もうダメだ!」と思った時でも、突破口を開く事もできます。 ですから、 ぜひ、サイコロ思考を使ってみてください。 あなたが「感情的」になった相手や出来事に対して、 普段、自分が使っている「ものの見方」や「解釈」とは違った「考え方」を5つ以上挙げて、 柔軟に対応してみてください。 「違った結末」を体験できる可能性が出てきますよ。 本日もご訪問を頂き、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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