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カテゴリ:石巻市
NHKの番組を見ていました。石巻日赤病院の医師の1ヶ月の活動を記録したものです。 当初、マロンの家族は東京で石巻にいなかったので、「おにぎりを2人で1個しかなかったとか、湊第二小では3日間孤立して、冷たいコンクリートで寝て救助をまっていたとか・・・皆さんの話を聞いて、なんて酷い状態だったんだろう」と、思っていました。 市役所でも、手が回らず、食料が7万人分たりないのに、上には話しているが・・・・・・・でも、現場は待ってくれないのに、医師に問い詰められても、市でも食料が不十分だと担当者が話していたが・・・・それでは、らちがあかない。どうにかしなくては・・・・ 直接、県へ訴える、それでもだめなら国へ訴えるのを覚悟で県の会議に出席したり、それがなかったら、食料もトイレの改善、給水所の設置などなかったかもしれないとは、本当に命を救ってもらったようです。 地震の後、小学生の子供が治っていた喘息の発作が3晩も起こり、泣きながら訴えていた母親・・・うちも、次男は1日手伝いに来ただけで、夜に喘息を起こし明け方まで苦しんで、昔使っていた吸入器を車の電源に繋いで吸入させ、やっと何とか治まりました。病気も待ってはくれないのです。 次男は、翌日も午後から荷物運びを手伝って、夕方、東京に戻ったからいいけど、ここに住む子供はどうなるのか・・・・母親の気持ちが良くわかります。 津波による、ヘドロが混じった粉塵、肺炎が多いそうです。断水による不衛生な環境、断水がいまだに続いている現実。いつになったら、改善するのか、・・・この地区の見通しはついていないと、水道事業団HPに書いてありました。 石巻も、蛇田や日和山はもう、お店も通常に営業を始めて「まだ、断水しているところがあるんだ?」なんて、言う奥様もいるし でも、1歩河口付近・海岸付近に行くと、まるで戦争で、爆弾を落とされた後のような光景が広がり、別世界のように感じます。ボランテァの方々も毎日、炊出し、入浴場、支援物資の配布など一生懸命支援してくれます。1日も早く、復興し、安心して生活できる場所に戻ってほしいなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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