チョコとモンとミルとマフィンとのひとしずくな毎日

さて昨日の続きです。大股で歩いてたどりついたのは、安芸の漁港でした。

大漁旗がはためく港で、マグロの解体ショーやよさこい踊りの演舞など、

私の血が騒ぎます。
サバ一本丸まるの寿司が４００円。大匙に５杯もじゃこを入れてくれたお兄さんのじゃこ丼
（５００円って書いてあったのにこっそり200円返してくれた）熱々のうどんと金目鯛のさつまあげ
大鍋があったのに誰も並んでないから、おばちゃんに「何作ってんの？」と聞いたら

「お姉さん言葉が違うけどどこから来た？」と逆に聞かれ
そしてこっそりただで漁師鍋を２杯くれた。お金払うよって言ったんだけど

「お父ちゃんが道楽で作ったからお金はいらん。」って。

大きな魚をおじさんが解体していて、みんなが遠巻きに見ていた。頭のほうはさっさと積んでしまった

巨大なヒレと厚い皮下脂肪

「マンボウ」だそうな。
誰も買わない、どうして食べるのかわからない。そうしたら私の前にいたおばさんが
「もったいないねえ、おいしいのに」と呟いた。すかさず
「私、欲しい！！」叫びました。ぬるぬるの白身とくじらのような皮下脂肪の

厚い硬い皮を持って帰りました。身は煮付けにしな、と言われましたが、

帰り道は雪が降るほど寒かったので夕食は鍋にしました。

醤油味で野菜をがんがん煮たあとに、湯通しした身をぶつぎりにして
いれたら、表面に油が浮いてきて一気に濃厚スープになりました。

ごめんなさい一気に食べちゃって写真撮るのを忘れました。

弾力があって身はおいしかったし、肝はあんこうの肝みたいでした。
皮は白い脂肪のところを茹でて、透明になったら薄く切りました。

葛きりみたい。プルプルです。

酢醤油か酢味噌で食べるとつるっとしておいしいです。
当初の予定とは違ったけど、まあ新しい体験ができたから良しとしましょうか。

今日の陶芸は削りをやりました。

いつも成功作品しか載せないけど、今日は形がうまく出来たのに、クビレをつけすぎて

折れてしまった作品をご紹介。自分のウエストにないクビレに憧れて、細くしすぎました。

成功作はこちら

デザートカップが結局３個になったので、後日作ります。あとはお皿がふたつ。