読書、ボードゲーム、クロスワードパズル、ブリッジなど知的エネルギーを必要とする活動を頻繁に行うことにより、アルツハイマー病などによる痴呆を避けられるという研究報告が、米国の医学雑誌「New England Journal of Medicine」6月19日号に掲載された。
米アルバートアインシュタイン医科大学神経学助教授のJoe Verghese博士らが、1980年から2001年にかけて、高齢者469人を対象に平均5年にわたる追跡調査を行った結果明らかになったもので、例えば1週間に4日クロスワードパズルを解いた人では、1日だけの人に比べて痴呆リスクが47%低かった。