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カテゴリ:食・栄養
おはようございます。
ツイてるスマートエイジング実践家・染谷光亨です。 毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。 人間の体には生まれつき様々なリズムがあり、1日の周期は体内時計の働きで起こり、体内時計を動かしているのが時計遺伝子と呼ばれる細胞内の遺伝子だそうです。 この時計遺伝子には脳にある中枢時計と、体内の臓器などにある末梢時計の2種類あり、どちらも25時間周期で活性化、沈静化を繰り返しているそうです。 中枢時計の場合、この周期を24時間に調整するのが太陽の光で、網膜から光が入り脳に伝わるとリセットされ、末梢時計を調整するのは食事で、朝起きてから2時間以内に食べることでリセットされ、中枢時計と同調するそうで、朝食の重要性がわかります。 日本食は世界一の長寿食と言われていますが、日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしてマウス実験しかなく、1975年時代のものがよいそうです。 たった1回限りの人生をどう生きるか自分の食事に関わっているほど健康に生きていく上で食べることは決定的に重要ですが、食事の欧米化はさらに進んで脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。 アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて伝統的日本食を見直す人が増えることを強く願いたいです。 さらに低GI食品を選び、野菜・海藻、主菜、ごはんの順によく噛んで食べて血糖値をゆるやかに上げることです。 「家庭の味」遺産になる? 手作り減少 和食が世界無形文化遺産に登録されても、遺産相続は放棄され、おふくろの味は袋の味になっているように、日本人は過去のよいことをドンドン捨てて不健康になることを好んで選択する実に不思議な民族です。 ・農林水産省/食文化 ・和食ガイドブック ・日本食文化テキスト また調理力と健康は強く相関しています。 日本人の心身の健康状態は悪化の一途であり、2012年の人間ドックの異常者は92.8%にもなり、危機感を強く感じます。 食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。 ・食育の重要性は1985年頃に気づいた。 ・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。 ・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。 ・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る ・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。 食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。 ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を50~20%に混ぜた麦飯をおすすめします。 おかずは、まごわやさしいさにしてよく噛んで楽しく食べたいものです。 ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取に ご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に わ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し: しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つ 食・栄養を改善して腸内環境を整え、必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。 ****************************【以下転載】**************************** 人間の体には生まれつき様々なリズムがある。体温や肺活量、エネルギーの代謝やホルモンの分泌などにはそれぞれ波があり、食べても太りにくい時間帯、特定の栄養素を吸収しやすい時間帯が存在する。体のリズムを理解して、体調管理に役立てたい。 朝を迎えると目が覚めて、夜になると眠くなる。当たり前のように過ごしている1日の周期は、生物が備えている体内時計の働きで起こる。この体内時計を動かしているのが時計遺伝子と呼ばれる細胞内の遺伝子だ。 早稲田大学先進理工学部教授の柴田重信さんによると、時計遺伝子には2種類ある。脳にある中枢時計と、体内の臓器などにある末梢(まっしょう)時計だ。どちらも25時間周期で活性化、沈静化を繰り返す。 ■日光がリセット 中枢時計の場合、この周期を24時間に調整するのが太陽の光だ。「網膜から光が入り脳に伝わるとリセットされ、1日の始まりを認識する」(柴田さん)。 光で整える中枢時計に対し、末梢時計を調整するのは食事だ。「朝起きてから2時間以内に食べることでリセットされ、中枢時計と同調する」(柴田さん) 朝食を抜くと末梢時計がリセットされない。頭では1日の始まりを認識できていても、体の時計は自前の25時間周期で動いている。このずれは、いわば時差ボケのような状態を生み、体の不調にもつながりやすい。 朝食の中身も重要だ。柴田さんの監修の下、調査会社、シタシオンジャパン(東京都中央区)が20~50台の男女1200人に聞いたところ、「おにぎりのみ」「トーストのみ」でも朝食と考えると答えた人が7割を超えた。「これでは十分なリセット効果を得られない。炭水化物とたんぱく質を中心に、1日の食事量の4分の1以上を取る必要がある」 時計遺伝子には一定のリズムがある。例えば中枢時計に含まれる「Bmal1(ビーマルワン)」というたんぱく質は、夜になると増え、昼間は少なくなる。このたんぱく質には脂肪の合成を促す作用があり、「ビーマルワンが少ない時間帯に食べると太りにくい」(女子栄養大学副学長の香川靖雄さん)。香川さんによれば、6時から18時までの間が食べても比較的太りにくい時間帯だそうだ。 柴田さんの調査では1日の総食事量を10とした場合、朝食・昼食・夕食を2・3・5のバランスで食べている人が多かった。「脂肪をため込まないためにはなるべく夕食は軽めにして、3・3・4程度にとどめた方がいい」という。夜は活動量が減るうえ、ビーマルワンが活性化して脂肪をため込みやすくなる。 体のあちこちにある末梢時計も、それぞれ異なるリズムを刻む。東北女子大学家政学部長の加藤秀夫さんによると、体温や血圧は睡眠中に最も低くなり、起きると上昇し始める。運動能力や肺活量は夕方にかけてピークを迎え、夜になると緩やかに低下していく。 ■骨の形成は夜 こうした末梢時計の動きも、食生活に応用することができる。香川さんは「カルシウムは夕方に摂取した方がいい」と説く。成長ホルモンは就寝してから眠りが深くなる1.5時間までの間に大量に分泌されるからだ。「朝になるとカルシウムが血液中に溶け出してくるため、骨の破壊を防ぐ薬は朝、形成を促す薬は夕方に飲むのが有効」だという。 塩分の吸収にもリズムがある。「血中の塩分を体に蓄える作用があるアルドステロンというホルモンは、16時から20時まではあまり分泌されない」と香川さん。医療現場でも「夕食ではある程度、塩分の摂取制限を緩めるなどメリハリを付けて指導するケースが増えてきた」。 体調と密接に絡む1日のリズム。しかし、夜間の仕事など不規則になりがちな人はどうすればいいのか。香川さんは「自分の活動時間を昼と考え、光と食事に気をつける」ことを提案する。 例えば昼夜が逆転している場合。起きた時間を起点に、朝食、昼食にあたる食事をしっかりとる。活動中は光を浴び、帰宅したら遮光カーテンなどで部屋をなるべく暗くして、体に「夜だ」と思い込ませることが大事だという。明るいうちに外出する場合はサングラスなどで光を抑える。 日によって勤務時間が異なる職種の場合は、出勤時間を早い方から遅い方にずらしていく。その方が負担が少ない。通常の生活に比べ体調を崩しやすいので、食事でリズムを整えることが肝心だ。 ■服薬「いつが最適」解明へ 体内リズムは、医療分野にも応用されている。例えば降圧剤。高血圧の症状の中には起床後に急激に血圧が上昇するタイプがある。「体内リズムを調べることで、早朝に降圧剤を飲むなどの治療が可能になった」(女子栄養大学の香川副学長) 時計遺伝子の解明が進み、「時間薬理学」と呼ばれる分野が確立されてきた。「利尿薬や脂質異常の改善薬、潰瘍の薬など、どのタイミングで服用するのが最適なのか、副作用が最も少ない時間帯はいつか、などの研究が進んでいる」(早稲田大学の柴田教授) ただ、体内リズムには個人差がある。薬の服用は医師の指示に従うことが大前提だ。 (出典:日本経済新聞) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/06/16 06:20:44 AM
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