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2011.10.19
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カテゴリ:飲み食い
 かみさんが口癖のようにいうフレイズに「お客さんが来てくれると家の中がきれいになる。だから来て欲しい」というのがある。

 きょうの午後、わが家の友人、大坂間玲子さんが来てくれて、家で一緒に昼めしを摂ることになっている。

 で、朝7時ごろ起きてからずっと、あれこれ片づけごとをやっていた。
 空気がひんやりとしており、ゴミ捨てなどで外に出ると「これが晩秋」とひとりごとをいいたくなるような気分になる。

 季節感を見せるものといえば木の葉がいちばんだ。
 毎日のように眺める「早朝の木」を見に行くと、もはや残り少なくなった葉が枝にしがみついていた。
 今年も晩秋の「早朝の木」を写真に撮る(上の写真)。
 こういう写真をもう3年分、撮ってきた。

 かみさんはシチュウとカレーの2種類のスープものを作っている。
 どちらがいいかと聞かれたときに両方いいと答えたからだ。
 じゃが芋をふかすいい匂いや、野菜と豚肉のシチュウの独特の香りがただよい始める。

 約束は午後1時で、その10分ぐらい前だったか、向かっていますというメイルが届いたといっていた。

 大坂間さんに会うのは、夏にお宅で会食をして以来だ。
 そのときにヘルシンキへ行くといっていたことを覚えているが、秋にはウィーンで会おうねという話もしたのだった。
 きょうは、そのウィーン行に関わる打ち合わせがある。

 1時半ごろ到着。
 ただちにテーブルを囲み、トマトサラダを食べ始める。
 甘く煮たウズラ豆を山盛りにした鉢があり、これがサラダとよく合うのでばくばく食べる。

 酒はない。
 大坂間さんが車なのと、あとでかみさんがスクーターに乗るかもしれないからだ。
 だから3人とも食べることに集中してしまう。

 ぼくらは月末からウィーンにいるが大坂間さんはパリからやってくる。
 ほんのひと晩かふた晩、ウィーンで一緒に過ごすための打ち合わせなのだが、ま、どなたもご存じなようにこういう会話は際限なくたのしい。

 留学中の息子はマリアヒルファー・シュトラッセに近い処に住んでいるらしい。
 われわれが予約しているホテルは地下鉄ピルグラム・ガッセ駅のすぐそばだ。
 ざっと測ると1.5キロぐらいで歩いて行ける距離だ、ぼくは難しいかもしれないが。

 やがてメインのカレーになる。
 3人ともシチュウよりもカレーを選んだ。
 おもしろいなと思う。
 シチュウがとてもうまいのに、ぼくがカレーにしたのはどうしてなのだろう。
 むかしから「カレーは別腹」というからなぁ。
 両方とも食べたいのだが、このごろはすぐに満腹してしまうからひと種類しか選べず、そうなるとカレーにするところがおもしろい。

 大坂間さんのフランス語はかなりの上達ぶりらしい。
 その先生が、パリに住む菓子作りのひとを紹介してくれたとか。
 大坂間さんはフランス語を勉強しながら京都までケーキ作りを教わりに行くのだ。京都ではさらに稼働にも励み、夜行バスで東京に戻ってくるとベテラン看護師として病院に通う。

 このひとと話していると、いつも明晰な行動力に目を見張ることになる。
 きょうもその通りで、いつに愉しかった。

 午後5時半。
 じゃあ、ウィーンでね! といい合って別れた。





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最終更新日  2011.10.22 02:19:00
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