カテゴリ:気になる事件
![]() 6時半に目が覚め、ラジオをつける。 ギリシャの財政危機と円高状況に向けた日本政府の「覆面介入」をめぐる話が聞こえてきた。 人知れず為替介入していたということらしいが、ま、やっているだろうな、それぐらい。 朝めし代わりにお汁粉を食べた。 起きたら陽くんが餅を用意していて、お汁粉に入れるという。 ぼくは餅はいらないがお汁粉をもらう、と答えたのだ。 食べ終わったら、やはり怖れていたように胸やけが始まった。 午前中が終わるころ、陽くんが大学へ出かけ、その30分後にかみさんが遅番の仕事に出かけた。 ぼくはおなかの膨満感を抱えて何も食べないでいたのが、ふいに空腹を覚えたので金吾堂のせんべいを取り出した。 2枚、食べる。 もたれた感じのおなかにはそれで十分。 朝めしと昼めしが常ならぬ内容のまま終わった。 しばらくパソコン。 ニュースサイトで東電・福島第1原発2号機の炉内温度上昇を伝える記事を追う。 この件をめぐり、SNSに以下の短文を書き込んだ。 炉内温度は68.5度に下がったというが安全な状態とは思えない。 注水量を増やしたから汚染水量も増えるだろう。 海洋放出も考えられるが、その詳細は公表されたのか。 「もう数日様子を見極める必要がある」と東電の松本純一原子力・立地本部長代理。 数日となると、やはり尋常な事態ではないと解するほうが当たりだな。 石油基地をつなぐ海底トンネルの掘削工事中に崩壊した事故が大きく報じられている。 岡山県倉敷市での事故、鹿島建設による工事である。 崩落したあたりの海底に「くぼみ」があったという。 5人の行方不明者がいて濁りきった水中の捜索がつづいている。 ぼくはふと、その人たちは出稼ぎ労働者で家族に仕送りをしているのではないかと思った。 いきなりそんな連想が生まれたのはどうしてだろう。 おそらく、海底トンネルの掘削に熟練した技能をもった人たちなのだろうと考えたからだと思う。 新聞記事に「コンクリート作業」のことが出ていたことで、行方不明の5人が懸命に仕事をするようすを想像したものだが、そんなことから地方出身のヴェテラン作業員というイメージが浮かんだのだろう。 東電の福島原発事故といい、鹿島建設の海底トンネル事故といい、注意に注意を重ねていれば防げた事故だったと思えてならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.02.10 01:16:40
コメント(0) | コメントを書く
[気になる事件] カテゴリの最新記事
|
|