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カテゴリ:北辰会場テスト結果
本日、入試第1弾の9月北辰テストの結果が返却されました。 結果は毎年の9月と変わらず、まずまずのできでした。
すいません結果を厳密には覚えていないのですが、 塾内の平均偏差値は、 3科59.5 5科61.1 だったと思います。
3科がいまいち振るわなかったこともあり、 担当講師3人で唇を噛み悔しい思いをしました。
まあとはいえ、今年も最低限のノルマである、 平均偏差値60超えは問題ないのですが。
情報も大事ですが、結局は実力をどれだけつけられたのかを、 偏差値=順位という形でみることができるわけです。
「こうやって出てくるから、こう責める」といった技法にこだわる指導は、 どの科目でもしていませんでしたので、 後半になってそれがもし必要になった時には、 確かに結果が楽しみではありますが、 理想は県立の直前までは、そんなことをせずとも責められることです。
だってくだらないでしょ、 予想に予想をかけて、 何が出るかわからないものにたいして、 「仮の」完全武装して臨むなんて。
ほんとにほんとに困ったときにやることだと思っていますので、 これからも本来の形を追求し続けます。
さてさて今回のような北辰の形態になった時に、 苦労をしてしまう子たちってどんな子たちでしょうか?
それは必要な時に、必要な手を打てなかった子たちです。 いや違うか、親御さんなのかもしれません。
わが子のペース。 わが子の性格。 わが子の能力。 そういうものに理由を付けて、手を打つべきタイミングを敬遠してきてしまった結果です。
特に今年は1・2年の英語、前期の理科社会講座を受けてこなかった子たちは、 一様に苦労したように思います。
能力の器は放っておいては広がりません。 ちょっと苦労しないと広がらないのです。
なぜなら基準はご家庭だから。 家で親がいらないといったものは、子供も欲しがりません。 でも気づいた時には。。。
今日、中1・2で英語を取っていなかった子が言っていました。 「英語1年生から取っておくべきでした。」
成績としては偏差値60を余裕で超えるのですが、 英語が足を引っ張りました。 もう少し上を狙えたろうに。
学ぶものは形がないように思いますが、 実際には積み上げるものとして実態を示します。
でもその実態が見えるのは、自分の意識が引きあがってから。 彼女はそれがやっとわかった。 子どもなんてそんなものです。 ですから親御さんが、もっと前にエスコートしないといけないのです。
今日も中1の保護者の方から連絡を頂きました。 このかたはさっそく動きを示されました。
科目を受講するしないの次元ではなく、 何をすべきかの指標を作ろうとされました。 本当に素晴らしいと思います。
明日、その生徒とも話をすることができます。
大人からしたら「なんでこんなものもできないの?」 「なぜ成績が上がらないの?」 と思われることもあると思いますが、 そんなに簡単なことではないです。
もしそれが簡単なことなら、塾なんて必要ありません。
あっ、言っておきますが、今の中2も中1も、 まだ北辰を受けたことのない小学生たちも、 ウィルの生徒たちである限り各学年平均偏差値60は必ず達成いたします。
そのレベルではなく、もっと高次なものを、 ウィルもご家庭も求めていくのが、 このレベルまで来たウィルに求められる次元なのだと思います。
今一度そのあたりの価値について振り返って頂きたいと思います。
僕たちは、点数に限らず高い次元を求めます。 そう、それぞれの価値観の引き上げを。
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最終更新日
2014.09.19 01:41:19
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