265069 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

~ 今日の風 ~

~ 今日の風 ~

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

wind・JOY

wind・JOY

日記/記事の投稿

カレンダー

バックナンバー

2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月

フリーページ

コメント新着

いしだ@ 銅葉ピンク花のカンナの件 「シマシマ銅葉ピンク花のカンナ」を株分…
らむ115@ Re:ロープウェイで筑波山に(09/24) こんにちは♪ 以前気が付かなかったんで…
ビッグジョン7777@ Re:ロープウェイで筑波山に(09/24) 筑波山、今年の5月に登りました。 百名山…
wind・JOY@ らむ115さんへ >こんにちは♪ こんばんは♪ >あき…
wind・JOY@ あやきっずさんへ >こんにちは。 こんばんは。 >あ…

お気に入りブログ

ガウラとオルレアの… New! チマミ2403さん

久しぶりの花屋さん New! ブルーミント555さん

笹の滝(日本の滝100… New! ビッグジョン7777さん

Boku's Style 朝霧葡萄さん
佐野まり はちどりの… convientoさん
はなののののはな らむ115さん
リバーサイド 四季の風365さん
万病一元!血液をき… cos777さん
シフォンのダイアリー shifon87さん
札幌宮丘公園野鳥日記 野鳥大好きさん

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2007年01月11日
XML
テーマ:ペットの死(565)
カテゴリ:ユキちゃん


今日は、ユキちゃんの前代の犬JOYの命日でした。
もう4年になります。

去年の今日ずっと気になっていたJOYの最期までを記録しようという
気持ちになりました。それには、JOYの命日からスタートしたいと思いました。
これから少しずつ書いていこうと思います。
」と書きながら、
それを果たせないまま、去年10月にはユキちゃんが急逝して、
今、私はふたりのことを綴ることが宿題になっています。

        足跡   足跡   足跡    

今日は〔も〕、JOYとユキちゃんのあみぐるみ(小)を持って、
JOYのことを思いながらお散歩しました。
JOY0001.JPG
去年は、ユキちゃんと一緒に山の方のお散歩コースを歩きましたが、
今日は用事もあったので、住宅地から商店街を歩きました。

すると、やはりハクセキレイがしかも2羽で来てくれました。
JOYの死後、初七日や四十九日や去年の命日にも来てくれていました。

私は、ハクセキレイに会うと、JOYやユキちゃんが来てくれたと思うので
うれしくなって必ず声をかけます。

      足跡   足跡   足跡    
   

JOYのことは、以前日記に書いたものや詩歌や文章にしたものを
とりあえず貼り付けたようなフリーページを作ってはあります。
  フリーページJOY
が、きちんとした形になっていなくて、何とかしたいと思いながら
月日ばかりが過ぎていってしまいました。


JOYの最期は、去年何とか書くことができたので、
今年はその後のことを書きたいと思います。

それは、JOYの死後、出合った不思議な体験とあまりに納得が行くお話です。


       足跡   足跡   足跡    


JOYのお骨は、ペットの火葬場で用意してくださった大の骨壷1つでは
半分しか収まりませんでした。
一般的には、入りきれなかった場合は係りの方にお願いして火葬場で処理をして
いただくようでしたが、私はたとえ欠片でも残したくはなくて全部を持ち帰りました。
そのためJOYは2つの大の骨壷に入って帰宅しました。

JOYの死後は、日記を書く気力もなくなってしまって、記録は残っていませんが、
たぶん四十九日を過ぎた頃から、骨壷1つ分のお骨を擂ってパウダー状にし、
あの子が好きだった場所に散骨しました。

そして、またしばらくしてから、残りの1つ分をこのテラコッタの大きな鉢の
土の中に埋めました。
そして、ゴールデンレトリーバーのJOYにはふさわしいと思われた
「ジョイゴールド」という名の木苺を真ん中に植え、その周りには
季節のお花を植えました。

初め、木苺は黄色い大きな実をつけて、色も大きさもJOYを思わせて
楽しませてくれていましたが、お骨の成分がきつかったのか2年目には
枯れてしまいました。


花0003.JPG
これは今日の写真です。

今は、プリムラ・ポリアンサの白とピンクとブルーのビオラが咲いていて
キャンディタフトさんからいただいた種からのセリンセとやはり種からのワスレナグサなどが
植わっています。

話がずれましたが、不思議な体験は、ちょうど60日目の2003年3月11日のことです。


    足跡   足跡   足跡    


JOYが大好きだった函南原生林に、生前よくJOYと一緒に出かけた友人Hちゃんと
散骨に行きました。


その原生林は私も好きなところでした。

以前その中にある小さな池に魅せられて作った詩があります。


     鏡の世界


池の中は 原生林
深い 深い 森の中

鏡のような水面が     /ミナモ
風のそよぎに
震える

漣ともいえないほどの漣が
広がっていく

深い 深い 幻想の世界へと
広がっていく

深く
高く
果てしなく

繊細な枝先が
震え出す

鏡のようなみなも水面が
震えている




   足跡   足跡   足跡    



3月11日に函南原生林に、以前もJOYと一緒に原生林を歩いたHちゃんと行きました。

亡くなった日の明け方、JOYを励ましたくて、「また行こうね」と話し掛けた時に
JOYは確かな眼差しで応えてくれたので、その約束を果たす目的もありました。

以前、函南原生林に行くとJOYは人(犬)が変わったかと思えるほど元気に野性的に
なっていました。
そして、私が魅せられてずっと見つめていた池があるのですが、
水に入るのが好きでなかったJOYがそこの池には自分から何度も飛び込んで
しまったのです。

散骨しようと決めながらも、実際それはJOYにとってどうなのかという迷いも
ないわけではありませんでしたが、あの子がとても元気になれた森の豊かな自然に
戻っていくのはいいことだと思えました。

原生林のどこにしようかと思いながら歩きましたが、やはりその池に散骨させて
いただきました。

その池はHちゃんもとても不思議に見入って驚いていましたが、
ほんとうに鏡のようにくっきりと周囲の木々が映るのです。
しかも実際の空の高さ以上に池の中の空は深く、引き込まれそうでした。
見ていると他の世界に入って行けそうな光景が水面に(というよりは水底でしょうか)
広がっているのです。
信じられないくらい美しいのです。

そこにJOYの白く細かな骨が散っているのはまた神秘的でうっとりするほどきれいでした。

その時、空は青く晴れていました。

その池は原生林を1周すると約2時間くらいの半分弱から少しそれた辺りにありました。

散骨を終えて残り約半周は登り道が多くなりました。
まったく誰にも会いませんでした。
何だかJOYが一緒に歩いているような気がしました。

すると、突然雪が降り出しました。
とてもきれいなかわいい雪でした。

その後どんどん降って来て、途中で不安になるくらいの降りになりました。
1周して入り口にたどり着いた時には、停めておいた車が真っ白になるくらい
雪が積もっていました。

そして、車が富士箱根ランドを抜けたあたりで、もう雪は止んでいました。

とっても不思議な世界でした。

   
    足跡   足跡   足跡 

それから、もう1つのお話はJOYの病気のことです。
あの子は、脾臓の癌でした。


JOYが亡くなってからの私の落ち込みを屋久島に住むY子さんが
心配してくださって、泊まりに来るようにと誘ってくださいました。
JOYが亡くなって半月くらい経った頃、思い切って伺いました。

その当時、Y子さんは医学(自然療法)や心理学の勉強をしていて
私の滞在中にも、心理学の勉強の日がありました。
そして、それには受講者だけでなくゲストも参加できるので一緒に
行きましょうということになりました。

   
病気には、一般的に心因性と言われているもの以外でも、
その元になる心理的なものがあることは知っていました。
そういう本を以前から読んでいて、自分が罹った病気についても
その考えられる原因となる思考パターンに納得がいっていました。

その日、心理学の勉強中に質問ができる時間がありましたので、
私は気になっていたJOYの病気のことを訊きました。

やはり解決していない問題が発病の原因になるということでしたが、
果たしてJOYの原因は、「もっと喜ばせたいが、できない」ということ
だったのです。

私は以前「喜びの種・・・JOY 」という文章(中に自由律俳句を入れた)を
書き、その最後に「「JOY」は「喜び・喜びの種」の意味だが、
JOYは本当に毎日喜びの種を蒔いてくれている。」
と結びましたが、
まさにその想いに応えてくれようとしていたのだと思いました。

あの子は、私たち家族が十分感謝しているのに、もっとそうしたいと思って
くれていたのでした。
ある時期、家族の中に難しい問題が起こったりしていたことを思い出しました。
JOYにたくさんの涙を受け止めてもらっていたことがありました。
その時JOYはとても心を痛めていたのかと思うと、その健気さに心をうたれました。
「JOYちゃん、ごめんね。」「JOYちゃん、ありがとう。」を何度も繰り返しました。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年01月12日 00時41分10秒
コメント(9) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.