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2009.11.04
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カテゴリ:奈落の落とし穴

先日、私にしては相当怒りを覚えた話があるのでちょっと聞いてちょうだいな。

(長いよw)



ある日の休日、私は息子のKUNIと一緒に週末恒例・戦場の絆で遊び、

そのあとトイザらスに行ってカードを買い、帰ろうかという時、




  K「なんだかおなかすいたねぇ...」

  瓶「うん...」



朝の開店を見計らってゲーセンに行き、一通り遊んトイザらスに行ったので

ちょうど昼時になったのだ。




  瓶「んじゃ~たまには外で昼食とするか!なにがいい?」

  K「ラーメンかなぁ。」

  瓶「どんぶりものでも食べるか?たまには目先を変えるのもいいだろ?」



という事になって、たまたま通りかかった某ファミレスへ。



入店後、促されるままに禁煙席に付いたその瞬間、

なんとなくイヤな感じを覚えた




  瓶「ムムム...なんかヤバい予感」

  K「ボクも...」



そう。入店後に周りを見渡すと、ほとんどの席は埋まっているのに

何かを食べている客が極端に少ないのだ。

食べているのは窓際に座っている老夫婦だけで、

その他10グループ(と言っていいのか)は、お茶をのんだり

ぼーっとしたりで、すっかり待ちぼうけの様子。

メニューを見ている客がいないのは既にオーダー済みで

食事が来るのを待っている、という状態なのだろう。




  瓶「KUNI、こりゃぁ食べるまで相当時間がかかるぞ。」

  K「ん~まだ注文していないし、他の店に変えたほうがいいんじゃない?」



KUNIの意見には聴くものがある。それもそうだと思い

逃げ出してしまおうと席を立とうとした途端、急に外は土砂降りになり

絶妙なタイミングで注文取りのおねぇさんが...




  お「何に致しましょう?」



ストレートパンチを出したけど当たらないどころか、

空振りの後にカウンターを食らった気分で

二人はへろへろと再び席に着く。




  瓶「あぁ~...KUNI、何にする?」

  K「じゃぁボクはねぎトロ丼にしよう。」

  瓶「んじゃぁ俺はカツ丼でいいや...」

  お「やった、カツ丼ですね!それにねぎとろ丼、ご注文は以上でよろしいですか?」

  瓶「ハイ...」

  お「では少々お待ち下さい♪」



なぜか喜び勇んで帰っていくおねぇさん。

なんだか妙に胸騒ぎがしはじめ

精神的にイヤになってきたw

ってか全部リセットして帰りたいwww




  K「ねぎトロ丼なら早く来るだろう。なんせ調理しなくていいからね」

  瓶「そうか、それなら早く来るな。俺もそれにすればよかった...」



気温が低いせいか、なかなか冷たいどんぶり物を注文するという

選択肢が鼻っから無かったのだが、現状を把握し、それに対する

正解に一番近い注文をしたのはKUNIかもしれない。

最も、「あのまま帰る」という選択肢が、何となく最たる正解なような気がするが...



周りの客は相変わらず手持ち無沙汰で、ようやく後ろの席の老夫婦

(何故か老夫婦がやたらに多い。和食系ファミレスだからだろうか)

のところにうどんが運ばれてきた。その他大勢の客は未だに

お茶やおひやを飲んでいる。

更に、急な大雨のせいか、客は減るどころか急速に増えて、

入り口付近で立って待つ客も出始めてきた。




  瓶「KUNI、多少は早くなるかもしれないが、あまり期待しないほうがいいぞ」

  K「まぁそうだね...あれ?」

  お「おまたせしました!カツ丼です!



なんて意外な展開!まだまだ先かと思っていた料理が

時空を超えてきたのかと思うほどの速さで(おおげさ)

あっけなく出てきた。




  お「こちらねぎトロ丼ですね~、ご注文は以上でよろしいでしょうか?」

  K「ハイ」

  お「ではごゆっくりどうぞ」



客を入り口で待たせておいてゆっくりも無いだろうと思うが、

そう言えといわれているのだろう。

わざとゆっくり食べることも無い。とっとと食って帰ろうっと...

両隣の客は「後から来たのになんでコイツらが先なんだ?!」

と言わんばかりのオーラがゆんゆん。

いや、俺のせいじゃないってw



そんなこんなで、時空を超えたカツ丼とご対面...

蓋を開けた瞬間、ヤバヤバな気分は更に加速する...




  瓶「うぅ...」

  K「どうしたの?」



あぁ~あ、やってくれたよこのかつ丼、

かかってる卵、完全にガッチガッチになってるのw

おまけに巣まで入っていて(要するに沸騰してるわけね、卵がw)

猛烈にまずそうに感じる。




  K「さっきのメニューと全然違うねぇ。このカツ丼、色真っ白じゃんw

  瓶「トロトロ卵が食べたかったのに...ショボ~ン」

  K「まぁとうさんのだけじゃないよ、ボクのもホラw

  瓶「うぅ!」



いかにもビニール袋から出しましたよ、という状態で

湯気が立ち上るほどのあっつあつの酢飯

四角い塊で乗っかってるネギトロ。


もうお金出して食べる料理ではありませんw




  K「ニオイが猛烈にすっぱいwwwだめだこりゃwww」

  瓶「ねぎ入ってるのかよ。だいじょうぶか?」

  K「この四角いマグロの中に混ざってるみたい...」



これじゃぁどっちも正解とは言えないな...と

オーシャンブルーな気分でカツ丼を食べ始めると...

何故か中のご飯が猛烈に熱い。

炊き立てでもこんなに熱くないよと言うぐらいの

猛烈な熱さなのだ。




  瓶「そうか、そういうことか...」

  K「どうした、とうさん」



勘のいい方ならお分かりだろう。

そう、このかつ丼、明らかにレンジでチンしたものなのだ。

そして異様にすばやく出てきたのも

同様に異常に白い卵も合点がいく。

つまり、オーダーミスで引き上げたかつ丼を

レンジで暖めなおして出したものだったのだ。

カツの肉は二度の加温ですっかり水気を失い、

それとは反比例して底のほうのご飯は

タレで膨張してぐちょぐちょになっている...




  瓶「ひどいよひどいよ、エ~ン(泣きまね)」

  K「やっぱり素直にラーメン屋のほうが良かったね...」



せっかくの休日に親子水入らずでおいしい昼食をと思っていたのに

まるでリアル罰ゲームの様なこの仕打ち。

なんてひどいファミレスなのw


ふたりとも半分も食べずにそそくさと出てしまいました。

店に文句も言わず、ちゃんとお金を払って、

心にも無い「ご馳走さま」も一応言って店を出ました。




  瓶「KUNI...」

  K「ん?」

  瓶「ミスタードーナツでドーナツ食おうぜ...」

  K「いいねぇ...そうしよう...」



雨脚は衰えること知らず、二人を乗せた愛車・ミニカに

容赦なく降り注ぐ。

これから食べるドーナツの事だけ考え、

猛烈に不快な気分を親子ふたり、押し殺したのでした...




あ、お店の名前ですか?

以上の話は「たぶんそうだろう」と自分が思っている話で

店側に聞いたりして確証が取れた話ではないので

カンベンして下さいw



まぁあえて言うなら...











二度と思い出したくない...











悪夢のような出来事だったので...



















悪夢庵とでもしておきましょうか...















( ゚Д゚)<ほとんど正解言ってるってソレ!!






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Last updated  2009.11.04 07:23:15
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