企業戦略とタロット(その3)
ども、トキワです。(^^)/ いつもの事ながら、前回から随分と時間が開いてしまいました。 ご無沙汰で御座います。m(--)m 春です。 北海道十勝も、桜の季節が近付いて参りました。 令和の始まりも近い。 良い季節ですねぇ。 さあ、しばらく放ったらかしになってしまったノルマを終えてしまいましょう。 企業戦略とタロット(その3)です。 いよいよ、企業戦略を考える際の各要素を、タロットと結び付けて行きたいと思います。 企業戦略とタロット(その1)企業戦略とタロット(その2) ↑以前の記事で取り上げた要素を使いますので、よく分からなかったら、過去記事をご参照下さい。 まずは、会社全体の課題を占った場合を考えます。 小アルカナの数札を判断基準として A:経営理念の課題 2:【ドメイン=事業領域】の探索の課題 3:【ドメイン=事業領域】の選択の課題 4:市場、或いはシェアの拡大の課題 5:競合他社との競争力の課題 6:市場における安定的地位の課題 7:事業の継続性の課題 8:事業の進化、或いは多角化の課題 9:ポートフォリオの課題 10:市場の定着・固定化に伴う課題 と判断します。 宮廷札を判断基準とする場合は、SWOT分析と言うものに対応させます。 ※SWOT分析の説明は、またいずれ。 王:内部環境・【自社の強み】の活用力の課題 女王:内部環境・【自社の弱味】の補完力の課題 騎士:外部環境・【外部環境の機会】への挑戦能力の課題 従者:外部環境・【外部環境の脅威】への対応能力の課題 大アルカナ22枚を個別で説明すると大変なので、今回は割愛します。 さて次に。 【ドメイン=事業領域】の課題に限定して占った場合を考えます。 これは、四大を判断基準として。 風:ドメインの分散度(リスクの分散性・事業の拡散性) 水:ドメインの分散度(事業の柔軟性・事業の曖昧さ) 火:ドメインの集中度(事業の集中度・リスクの集中度) 地:ドメインの集中度(事業の固定度・事業の明確さ) 以上の判断基準を用いて、事業領域のバランスや、課題を分析します。 【ドメイン=事業領域】の定義について検討する場合は。 火:【誰に(目的)】 水:【誰に(欲求)】 風:【どのように(手段)】 地:【何を(価値・効用・商品やサービス)】 地:【物理的定義】(自社が提供出来るモノとしての定義) 風:【物理的定義】(顧客が求めるモノとしての定義) 火:【機能的定義】(自社が提供出来る機能としての定義) 水:【機能的定義】(顧客が求める機能としての定義) 火:【市場・顧客軸】顧客の目的意識に着目した市場・顧客選択 水:【機能軸】便益として、顧客の満足度に着目する 風:【機能軸】便益として、顧客の利便性に着目する 地:【技術軸】自社が提供出来る価値としての技術 以上のような判断基準を用いて、ドメイン定義の課題を分析し、対応を考えます。 そして、多角化の課題に着目して占う場合。 火:経営・事業の拡大を目的とした場合の課題 風:経営上のリスク分散を目的とした場合の課題 水:事業間の相乗効果(=シナジー)を目的とした場合の課題 地:組織スラック(余剰資源)の活用を目的とした場合の課題 以上のような判断基準を用いて、多角化の課題を分析します。 と言った具合でしょうか。 勿論、スート(棒・聖杯・剣・騎士)とランク(数字)の組み合わせや、カード間のバランス、カードのコンディション等を含めて、より掘り下げて行く事になりますが、経営課題について、クローズアップすべきポイントや、対処すべき方向性などを抽出し易くなるかと考えています。 まあ、まだ研究中ですので、まだまだ改良の余地は有るかと思いますが、なかなか収まりが良い感じでは無いでしょうか。 この辺りをしっかりと身に付けて置けば、経営者さんなどからの依頼に対して、より精度の高い鑑定を提供出来るのでは無いかと考えておりますので、更に研究を進めて行きたいと思います。 ふぅ… やっと一段落。 取り合えず、今回のシリーズはここで終わりです。 また、研究が進んだら、適宜発表して参ります。 さて、春になり、色々と忙しくなって参りました。 新期のタロット講座や、風水ツアーの企画など、色々とお知らせすべき事もありますので、また近々、記事を更新して行きたいと思っております。 長い記事でしたね。(--; ここまでお読み頂きました方に、心よりの感謝を。 では、また(^^)/