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2019/09/13
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カテゴリ:櫻井秀勲の目

今回の台風15号は風台風で、千葉市の瞬間風速は秒速57.5mだった。横浜でも41.8mを観測しているが、これだけの風速をもつ台風は、めったにない。私は千葉県の高校生時代に瞬間で45mの台風の中、学校から帰宅したことがあるが、起つと飛ばされ、歩けば後ろに戻るという状態だった。家から50m手前で田んぼに飛ばされて、家に行き着くことができなかった。

それほど強力な40mの台風の中、若い頃沖縄にいた植芝盛平という男は、畳を1枚屋根の上に持って上がり、その畳を風除けにして、屋根から落ちなかった。そのみごとな術を合気道という名称で、のちに広めたのだが、小柄な体型で、どこにそんな力が潜んでいるのか、信じられないほどの技だったという。実際、45mというと、息ができないほどなのだ。

のちに私が25歳くらいのとき、剣豪小説作家の五味康祐氏と、その伝説の植芝翁にお目にかかった。道場の真ん中に座り、背中から私たち2人いっぺんに「木刀でかかってきなさい」という。背中のほうから2人で木刀を持って近づいていったのだが、微動だにしない。

私は振り上げたまま、硬直して振り下ろせなかったが、五味さんは撃ち込んだ木刀ごと、はね飛ばされてしまった。背中にも目があることを、そのときはっきり知ったが、昔の剣豪もそんなことぐらい、朝飯前だったのだろう。鋼(はがね)のような腕だった。

鍛えれば何十mの風にもビクともしない体躯になるのだろうが、現代人の体では、20mくらいの風でも、よろめくかもしれない。あまり強風の中でムリしないほうがよさそうだ。


櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』
櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』
櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』
櫻井文章塾 第3期
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最終更新日  2019/09/13 05:41:37 PM
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