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薬師堂だより

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秩父武甲0231

秩父武甲0231

2017.05.03
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憲法記念日あの時代知る旧駅舎

 今日は憲法記念日です。
 今、憲法改正の動きが出ています。
 この駅舎は上武鉄道が秩父鉄道と名を変え、秩父まで延長された大正3年に建てられたもので、国登録有形文化財(建造物)に指定されています。
 今は高台にある秩父聖地公園の一角に移築され、連休やお彼岸、お盆の時のお墓参りの人の休憩所として使われています。
 私もこの改札口を通ってチッキという制度を使い、蒲団一組を持って東京へ働きに出ました。
 ちょうど「ひよっこ」の時代です。
 その前の時代、この改札口を通って何人もの人が出兵していきました。
 そして再びこの改札口を出て来られなかった人が何人もいます。
 近所の80歳を越えた人も父親を戦争で失い、長男だったので母親を助けて、幼い弟や妹を血の出るような苦労をしながら育てたという話を、寄り合いでちょっと飲み過ぎた時、涙を流しながらポツリと話す事があります。
 戦争のできる国になれば、国家を守ると言いながら、生き残ってきたのは大企業で、昔から死ぬのは雑兵と決まっています。
 ただ選挙で一強にしたのは国民なので、国民もツケを払う覚悟が必要なのかも。
 このような写真俳句を書けなくなる時代がくるかもしれませんが、山国の盆地からは背伸びしても見えないので、成り行きに任せる他はありませんが。

 ・・・・照見五蘊皆空 度一切苦厄・・・・・・・・





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Last updated  2017.05.03 11:00:18
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