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塵と芥の思索室

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2011.04.07
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カテゴリ:読書の部屋
p.16
できの悪いPowerPointスライドと退屈なナレーションという悲劇を食い止めるために、何らかの手を打つべきである。

p.21
PowerPointを使ったやり方は、決まってコンテンツを破壊し、支配し、矮小化してしまう。それゆえ、PowerPointプレゼンテーションは、しばしば学芸会に似ている―――やたらとけばけばしく、単純で、退屈な代物だ。

p.28
デザインは当初から考慮すべきものであり、最後に付け足すものではない。

p.29
「調和」とは、あらゆる知性―――論理、分析、統合、直感―――を総動員して、世界(例:トピック)を理解し、全体像をつかみ、何が重要なのかをスピーチの当日までにはっきりさせることである。それはまた、本当に大切なポイントを見極め、それ以外を切り捨てていくことでもある。

p.31
今日の世界中の職業人たちは、デザイン、物語、調和、教官、遊び心、生きがいという、いわゆる右脳的才能が、かつてないほど重要性を増していることの経緯と理由を知るべきである。我々の世代の最高のプレゼンテーションは、「脳全体」を使うことのできる資質や才能に恵まれたプロフェッショナルから生まれるであろう。現代のプレゼンターに必要とされるのはこれらの能力だけではない。しかし、高い分析技術といったその他の重要な能力に加え、こうした能力を身につけることが「コンセプトの時代」のコミュニケーターとして大きく飛躍する条件となるだろう。

p.32
プレゼンテーション改善の特効薬
第一に、スライドはあなたの言葉をそのままなぞったものではなく、それらの言葉を効果的に演出するものでなければならない。(中略)一枚のスライドには6語まで。絶対厳守である。このルールに例外を設けなければならないほど複雑な内容のプレゼンテーションなど存在しない。
第二に、安っぽい画像は使ってはならない。プロが撮った写真素材を使うこと。
第三に、オーバーラップや回転といった変化を画面に加えるのは止めること。シンプルに行こう。
第四のアドバイスは、文書を作成することだ。配付資料である。好きなだけ脚注をつけたり、詳細を書き込んだりするとよい。そして、プレゼンテーションの開始時に聴衆に向かって、「発表内容の詳細が載った文書を終了時に配付しますので、話したことを全部書き取る必要はありません」と告げておこう。(中略)スライドを印刷したものを配付する必要はない。あなたがいなければ、そうしたスライドに意味はない。

あなたがうまくやれば、聴衆はあなたの話を思い出すたびに、スライドの画像が頭に浮かぶようになる。





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最終更新日  2011.04.07 06:47:38
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