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テーマ:山登りは楽しい(12111)
カテゴリ:山登りは楽しい
4月5日栃木県の大平山に出向いた。 この山は紫陽花の山として有名だが謙信平の桜もいいだろうと言うことで向かった。 位置的には、東北自動車道の佐野インターに近く前々回のみかも山の隣に位置する。 ![]() 山の上の中央の桜が見えるところが上杉謙信が北条との戦いに布陣した丘で「謙信平」と呼ばれている。 拡大すると ![]() 春の山十色の色を分け合ひて 駅から二十分ほど舗装道路を歩いて山道になる。 山頂の花見るための脚軽し 途中、色んな春の花を眺めながら。 ![]() 日に群れて十二単の塔の数 緩やかな山道を行くと ![]() 山桜手の届かぬと言ふことも 駅から一時間ほどで謙信平に着いた。 ![]() 謙信平からの関東平野。筑波山は見えない。 関八州の空どこまでも蝶の昼 ![]() その中の色濃きものに山桜 ![]() 全体像が撮れなく部分になってしまった。 クローバーのストラップを買ふ花の茶屋 小鳥の声も盛んだ。 謙信の布陣の丘にさへづりぬ 花より団子と。 団子買ひ花を眺めてひとりかな ![]() 謙信平の音入れ。 花を見て団子を食べてゆっくりして大平神社へ向かった。 ![]() 手前の急な階段に行列が続いていた。 磴百段行列つづく花の寺 この辺から、天気がよく花粉がものすごい。くしゃみの連発。 春愁や手放せぬ眼と鼻薬 ![]() うぐいすや関八州の空へ鳴く ![]() 上杉と北条の和睦の寺・大中寺の花を眺めて帰路に着いた。 ![]() それにしても小田原の北条がここまで勢力を広げていたのに驚きを感じた。 関東の山を歩くと武田、北条、上杉の物見の山を見つけることがある。 それぞれの国境が分かり新しい発見をしたような感じを受ける。 花の寺歴史の重み伝え来て 帰りは益々花粉症がひどくなって目薬をつけながら帰った。 園児等の列驚かす花粉症 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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