アバターの感想にしては遅いって。^^
ちょっとさかのぼること、昨年12月23日、祝日。封切り初日に観に行った映画があった。アバターだ。封切り初日に観たい映画というのは観るこちら側も気合いが入っているということで、雑誌やメディアの感想をまったく見ないで心を空の状態にしておいた。上映40分前にはシネコンに着くほど気持ちはスクリーンに向かっていた。 で、驚いたのが映画ではなくロビーにいた人々の数。 ?なんでこんなに女子の比率が高いのかと思ったらなんのとこはない。祝日の上に女性1,000円のサービスデイだった。しかも何やら張り紙が出ている。なんと「のだめカンタービレ」は初回も、次の回も、すでに完売御礼。ドラマも漫画も知らない私は、のだめちゃん人気のすごさに朝から驚いていたのであった。 そして、驚いたのはもちろんのだめ人気だけではなく、本命のアバター(2D)。いやはんらさんの言う、どこかで見たようなお話し、、、、、であるにしても、SF好きとしては衛星パンドラの生命感あふれる世界に、そして色の洪水にすっかり魅了されていた。 avatar33 posted by (C)yanpa 映画アバターはさりげなくアメリカのキャピタリズムを揶揄している。レアメタルの争奪のためにアフリカ大陸を食い漁る先進国のそれと、衛生パンドラにおける人間(実は人間こそエイリアンサイド)の様を対比してみせて、若い世代に世界経済のあざとさを理解させようとしているようにも見えた。 むかし若かったころ、学校を出た私は銀座に勤めた。デザイナーだけで50人はいる大きな会社だった。みな音楽や映画に造詣が深く、当時ものすごく話題になったスターウォーズや未知との遭遇も銀座で観た。特に未知との遭遇はいまや伝説になってしまったテアトル東京の超巨大なスクリーンで観たので、その美しさに圧倒されてしまった。 あれからもう30年ほどか。 オソロシイぞ...... アバターはまた新しい映画の息吹を感じさせてくれる。ぜひぜひ10代の人々に観てもらいたい映画だと思う。 ところで、IMAXシアターという日本にもまだ数館しかない映画館でこのアバターを観た人というのはとても幸運なようだ。それは従来の映画とはまったく違う素晴らしいひとときを与えてくれるらしい。ことしは3D元年とでも言われるほど多くの映画が3Dで上映されている。評価はともかくね。。。 テレビも3D対応の機種が普通のテレビの倍ほどの金額で出てきているらしい。韓国が一歩リードしているのかな。まあテレビはともかく、そのIMAXシアターとやらを一回体験してみたいものだと思う。 ※ 映画アバターの中で主人公たちはナビ族という名だった。彼らの造形は猫のそれである。もしかしてキャラクターにかかわった人の中に韓国人がいたのかなと観ながら思った私だった。