テーマ:徒然日記(22931)
カテゴリ:健康
先日息子が体調が悪く、悩みの種です、と書いたので、その後日談を・・・。 熱もどうやら治まり、あとは咳とだるさが残ってなかなかシャンとしなかったので、とりあえず、私が医者に行ったとき咳の薬、麥門冬湯をもらってきました。本当は本人も一緒に行って診察を受けたほうがよかったのですが、それも無理のような状態でしたので・・・。 そのおかげで、咳はだいぶよくなりました。でも体に力が入らない、だるいと言ってフラフラ状態。 「精密検査受けたほうがいいかな?」というので、大学病院へ行って、受けなさい、といったのですが、一応主治医と相談してみるといって金曜日に出かけました。 帰ってくるなり「大学病院紹介してもらった?」と聞いたのですが、「そんな話にならなかった」というのです。 あらあら、出かけるとき念を押して「紹介状を頼みなさいよ」と言えばよかったと後悔したのですが、診察を受けたのだし、主治医がそんな必要はないと反断したのだろうと思い直し「薬変えてもらったの?」と聞くとそうだというのです。 今までは柴胡桂枝湯と桔梗石膏と麦門冬湯、熱が下がってからは柴胡桂枝湯と麦門冬湯を飲んでいたのですが、柴苓湯と麦門冬湯の二つを飲みなさいと言われたとのこと。 柴苓湯と言われて私もちょっと意外でした。中に入っている薬は、柴胡と五苓散。柴胡は風邪の症状を和らげる薬で今までも飲んでいるので分かります。でも五苓散は?膀胱炎に効く薬としか私は思いつきませんでした。 「この薬でいいのかな?」とついうっかり言ってしまったら、息子は効用のところをよく読んで、「気管支の症状を改善する、と出ているよ」というのです。 「あ、それじゃあ、きっと効くわ」とすぐさま前言を撤回。疑って飲んだら、効くお薬も効かなくなりますから・・・。 それから二日経った今日、咳もほとんど出なくなりました。あの胸を突き上げるような苦しそうな咳はすっかりなくなり、力が付いて来たような気がする、というので、もう本当に安心して良いのでしょう。よかった、よかった。 それにしても漢方薬は難しいですね。五苓散は余分な水分を出すとしか頭になかったのですが、柴胡と一緒になって上半身の水の巡りを良くし、炎症を抑える働きをする、ということでした。 なるほど、やはり漢方を勉強なさった先生、それに経験を積まれた先生は凄いと思いました。ぴたりと、効くお薬を処方してくださいます。 私も滋陰至宝湯という薬を飲んでからあのひどい咳も治まり、快方に向かったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|