テーマ:徒然日記(23383)
カテゴリ:季節
大型台風16号が九州に接近、各地に被害を及ぼしながら関東地方に迫っているという情報でしたが、お盆に甥の腰痛のため墓参りをお彼岸に延期し、甥は休暇を取って妹と甥夫婦は鴨川に1泊することにしたので、どうしてもこの嵐の中、墓参りを決行する羽目になりました。 でも運の良いことに午前中は雨も風も強くなく、電車も止まる心配もないことから私も出かけることにし、大網で妹たちと落合い、甥の車でお寺に向かいました。 車でしか行けない不便なところにお寺はあります。もっともっと田園風景豊かな田舎の村だったのですが、どんどん家が建ち、市になっているのです。でもお寺の付近は田んぼに囲まれ、のどかな田園が続いています。ですから晴れの日はドライブを楽しめる快適な旅になるのですが、昨日はどんよりとした雲が立ち込め、小雨が降り注いで、少々憂鬱な気分でした。でも台風に直撃されなくてよかった、それだけは幸運でした。 お寺さんにご挨拶をしている間、甥っ子たちはもうお墓へいき、お掃除を始めていました。甥夫婦の若いものたちがせっせと持ってきたたわしで、お墓を磨き、すっかり綺麗になりました。「お姉さんはやらなくていいから」と妹が言うので、私は見ているだけ。 綺麗になったお墓にお花とお線香をあげ、一人ずつ拝みました。見るとほかのお墓にもお花が飾られ、風に靡いていました。お彼岸らしい風景でした。 私は去年のご無沙汰をご先祖にお詫びしました。いつもは本家のお墓にもお花とお線香を上げるのですが、小雨が降っていたので、拝むだけにして、お墓を後にしました。 このあといつもなら一緒に食事をするのですが、昨日は台風が迫っていて、午後は特に太平洋沿岸は雨風が強くなるというので、九十九里の海岸沿いにあるお寺を一刻も早く遠ざかることにし、食事はまたの機会に一緒に、ということになりました。いろいろ話し合える良い機会だったのですが、仕方ありません。 きた時と同じように大網まで車で送ってもらい、あとは外房線と総武線を乗り継いで帰りました。雨はだんだんひどくなるような気配でした。
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