第三の聴覚と霊的空耳
昨年から我が家で話題になっている現象として、第三の聴覚というものがあります。第三の目というのは聞いたことがありますが、第三の聴覚とは聞きなれませんね・・・。それもそのはずです、私が命名したからです(笑)。 第一の聴覚は、普段私たちが物理的に聞いている感覚を言います。第二の聴覚は、これは誰でもが聞いていると思いますが、夜シーンとした時などに聞こえる「シーン」という音を聞く感覚です。 ここまでは誰でも気が付くと思うのですが、これとは別に第三の聴覚とも言える感覚があることを、私は伴侶さんを通じて昨年知ることになります。それは不思議なことに右耳にしか聞こえないんですね。右耳のすぐ先のあたりから聞こえてくる感じがします。普通、物理的な音なら両耳で聞こえますから、どちらの方向から音がやってくるかわかります。ところが第三の耳で聞く「音」は、右耳だけにしか聞こえないところが曲者なんですね。つまりどちらの方向を向いても右耳にしか聞こえません。 面白いので夜、伴侶さんと一緒にいろいろな実験をしました。耳を枕に当ててふさいでみたり、指を耳の穴に入れて聞こえなくしたり。指に耳を突っ込むとさすがに今度は心音など体の内部の音が大きくなるので、第三の聴覚で聞く音は消えてしまいますが、耳を枕に当てるぐらいでは、その「音」は消えないどころか、大きさも変わらないことが判明します。その音はどんな音かというと、回転するような機械音というか、液体が流れる音というか、楽器を鳴らす音というか、とにかく変な音です。私は初め、家の中の変圧器とか換気扇の音なのかなとも思って家中を歩き回って音源を探しましたが、ありません。しかも面白いのは、その「音」はいつも一定というわけではなく、大きくなったり、テンポが速くなったりすることなんですね。そんなにはっきりと聞こえるのなら、うるさくて眠れないのではないかと懸念される方がいるかもしれませんが、まったく日常生活には支障はありません。というのも、意識しないと聞こえないからです。つまり第三の聴覚とは、「意識で聞く音」ではないかとも思われるわけです。 さて、この音の正体は何か。音の送り主は? 私が不思議な世界で困ったり、わからなかったりするときに、いつも助言をくれるのが、この世界の重鎮的存在である秋山眞人さんです。早速、この音の正体について聞いてみました。 すると、秋山さんは笑いながら、「右耳で聞こえると言うのがミソなんですよね。右耳で聞こえるのは、霊的な空耳の場合が多いです」と言います。 「霊的な空耳?」と私は聞き返します。「そうです。霊的なものは右耳で聞こえることが多いんですね。音が大きくなったり、小さくなったりしますか?」「ええ、します」「では大きくなったときに、世界や周りで何が起こったか注目してみるといいですよ。音の大きさは、それと連動しているかもしれない」「そういえば、私たちがある話題をしているときに、大きくなります」「たぶんそれかな」と秋山さん。 秋山さんによると、どうやらこれは「霊的な空耳」という現象らしく、なにかメッセージ性がある可能性もあるとのこと。 これを参考にして、引き続き、この「音」の正体について調べていくことになりました。また何かわかりましたら、ブログでお知らせいたします。