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白州の爺やさん画像 26日午後 50年以上前には、関東でも水道管が凍結して朝水の出ないことがあった。 しかし温暖化がすすんだせいなのか、ここ30数年間は水道管が凍結したことは無い。 水道管は零下4℃以下になると凍結するとされ、特に冬場に長期間留守にする場合や、屋外の北側で日が当たらない場所、風当たりの強いところ、むき出しになっている水道管などはそれより高い温度でも凍結する場合があるので注意が必要になる。 特に別荘では冬季無人になることが多く、一層念入りに凍結防止をしなければならない。 24日に関東甲信には、時ならぬ大雪が降った。東京では、54年振りの11月の降雪だと言う。 偏西風の蛇行によってストックホルムやカザフスタン・モンゴルに記録的な寒波と大雪を降らせた超一級の大陸寒気団が、関東甲信まで南下し日本列島沿いに前線が張りだしたことが原因だと言う。 東京郊外の自宅周辺では道路に積雪はなかったものの、樹木や家・車の屋根には5cmもの積雪となった。 甲斐駒の麓にある標高630mの山荘の辺りは、24日は最低-1℃で最高気温2℃となり積雪にはピッタリの条件となった。 気温が低いため降った雪は解けないで積り、積雪は15~20cmにもなったという。 積雪が10cmにもなると、最早スタットレスタイヤを履いていても車の走行は不能になる。 ましてノーマルタイヤでは、僅かな積雪でも坂道の多い道路では動きが取れなくなる。 ちょうどこの日に山荘にいた悠歩さんは、暫くの籠城を覚悟したとブログに書いている。 前回私は21日に山荘を後にしたのだが、20日は10月中旬の小春日和と言っていいほど穏やかで温かな日であった。 山荘の所在する一帯の地域は過去に冬季零下15℃を記録したこともあって、冬季は水道管の凍結防止対策が必須である。 毎年12月中旬には水抜きをして凍結を防止するのだが、未だ落葉せずに木に残った葉がある一か月も早い11月に-7℃を経験したことは16年間一度も無かった。 つい油断をし次回に水抜き作業をすればよいと判断して、そのままにして帰って来てしまった。 前の車の時代には冬季の対策にスタットレスを履いていたのだが、年間数回しか必要無かったことから今の車にはスタットレスを準備していない。 雪の日に特に車を乗り出す緊急の必要性は無く、要は降雪があったら車を乗り出さなければ良いだけの話である。 しかし今回は降雪の翌日、大寒波が襲来した。寒波の襲来で、俄かに水道管が心配になった。 以前ボイラーの水抜き不完全でボイラーがパンクし、外の水道の立ち上がり部分に残った水が凍結して破裂したことがあった。 25日の夜に在荘中の「白州の爺やさん」に、電話で道路状況を確認した。 我が家の山荘までは道路の雪は除雪され、融雪剤が撒かれたのでノーマルタイヤで走行可能とのことであった。 予定にはなかったが、26日の昼前に急遽山荘行きを決めた。日陰を除いて道路は乾燥しており、1時過ぎに無事山荘まで着くことができた。 山荘の屋根の上や草原・畑には残雪があるものの、冬季と異なり、2日程で思いの外融雪が進んでいた。 幸い心配していた水道管は何とか持ちこたえて、無事であった。 ほっとすると同時に、来年からは11月中から水道管の凍結防止に気を付けなければと肝に銘じたところである。 日本気象協会では(www.tenki.jp/indexes/freezing_water/)、水道管凍結指数を発表しているので対策を行う参考になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年11月28日 11時02分20秒
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