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カテゴリ:俳句
夢の詩二つ 仏教詩人 坂村真民
1 若い日の夢 くる日もくる日も 苦しくて どうしていいやらわからなく 海を見に行く だけだった みる夢みる夢 貧しくて 光の射さない夜ばかり 冷たい風に 生きていた 2 からすと妻 老いたからすの 言うことに 足とめ 耳とめ 聞く妻よ 脳がすっかり 変わってしまい 鳥のことばの わかる妻 からすよ どうかこのひとを 仲間にいれて よい話 聞かせておくれ 頼みます ※神武天皇を先導したのはからすであった ※カラスは賢い鳥である 【好幹の感想】 夏の朝烏と話すをみなかな 好幹 奥さんは大きな病気で脳が変わったらしい ある時は奇行で相当困られたらしいがからすと話ができるほどに変わられたのだろう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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