ゼロの使い魔
東京の高校生二年・平賀才人が『召喚』されて気付いたのは、異世界の魔法学院の庭だった。才人を召喚したのは魔法が上手く使えないルイズという女の子で、あだ名は『ゼロのルイズ』。魔法使い・ルイズと使い魔・才人の主導権争い?物語。すっかり異世界になじんでしまった才人だが、故郷への想いが無くなったわけではなかった。『使い魔』は主人の都合のいいように“記憶”を変えられる という作用が、突然異世界に来てしまった才人の心が壊れてしまうのを防いでいたのだった。まあ普通に考えれば、いきなり異世界に来てしまったのに、何ともないというのもおかしな話なので、そう言う作用が働いていたのは、当然といえば当然か。主導権はというと、ルイズを見るとどうにもこうにもドキドキしてしまう才人の負け(多分)。