あさっての方向。
お願いお星さま私たちのお願いを叶えて・・・親代わりの兄に迷惑をかけたくないがために早く大人になりたいと夢見る少女【五百川からだ】と元恋人との幸せな過去を願う【野上椒子】。叶うはずのない願いが【願い石】によって突如叶えられてしまった!大人になってしまった【からだ】と子供になってしまった【椒子】のひと夏の物語。変身した二人は気が動転しながらも【からだ】の住んでいるアパートへ。そこで【からだ】のお兄さんに見つかり二人の状況を説明するのに当然ながら一苦労。その状況を見ていてふと思った事が、普段“ひと”をどのように特定してたっけ?ということ。姿を見たり声を聞いたりして判断しているはずだが、もしその前提が崩れたときは・・・?そう考えると普段の生活で何人もの“ひと”を大して考えもせずに特定しているのは奇跡に近い??