これはAsahi.Comマイタウン・神奈川に載っていました。 大磯港は、小田原・箱根・伊豆方面から帰ってくるときに必ずといってよいほど通過する場所です。行きやすいですね。
「地魚ご飯」食べに来て――。大磯町の大磯港に水揚げされたとれたての魚を料理して出す地元漁協初の直営食堂が23日、港内に出店する。名づけて「めしや大磯港」。県内でも魚種が豊富と評判の漁港に揚がる様々な地魚を町内外にもっとアピールし、街も元気にしようと漁師さんらが取り組んだ。 「めしや大磯港」広報担当の原大祐さん(32)によると、大磯港の水揚げ量は1日数百キロから数トンと多くはないものの、相模湾を正面にのぞみ、魚種の豊富さは県内でも指折り。ポピュラーなアジ、サバ、イワシ、カマス、ヒラメ、イカをはじめ、ブリ、ヒラマサ、ホウボウ、サワラから、アンコウなどの深海魚まで30種近くある。 しかし、町内の魚屋さんが20店ほどということもあり、多くは小田原漁港で競りにかけられるという。いかにも魚介が豊富そうな「大磯」という地名にもかかわらず、町内に出回る量があまりに少ないため、地元在住の原さんも、釣り人や知人らに「地元の魚だけを食べられる店はないの」と尋ねられることもあったという。 そこで、加藤孝・組合長ら大磯町漁協関係者らが「新鮮でおいしい地魚なのに、もったいない」と、昨夏から直営の店を活用した地魚PRができないかと模索を始めた。港を管轄する県や地域振興を進めたい同町の協力で、町の活性化事業の一環として港内に店を出せることになった。 店では、自慢のとれたて地魚各種の刺し身のほか、塩焼きや煮物、イカの沖漬けなど大磯の海の幸を市価より安めの値段で味わってもらう段取りだ。ごはんをつけて定食にできるほか、酒類もある。開店間近のここ数日は地元住民も駆けつけ、店舗の仕上げ作業を手伝った。 原さんらは「大磯の魚をたくさん食べてもらい、港から街をにぎやかにしたい」と張り切っている。 23日正午オープン予定。国道1号の「照ケ崎海岸入口」の信号で海側に曲がり、大磯町漁協建物の斜め向かい付近にある。午前11時半~午後8時(2時~5時休み)。
「地魚 ご飯」、いい響きです。 開店が午前11時半っていうのが(遅い!)、昼飯狙いなんですね。